西〜北日本 天気急変に注意
きょう11日(木)は梅雨前線が南に下がり、梅雨の晴れ間が広がっています。ただ、この青空に油断は禁物です。
上空5500m付近に、「マイナス12℃以下」というこの時期としては強い寒気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定になり、各地で雨雲が発達する恐れがあるのです。
上空の寒気のピークは、あす12日(金)となる見込みです。不安定度はさらに高まり、雷が発生する確率は、関東から北日本で50%以上と高くなっています。東京都心でも雷雨の恐れがあり、局地的に激しい雨が降る恐れがあります。地下施設の浸水やアンダーパスの冠水などに警戒してください。
また、この時期の雷雨は「ひょう」にも注意が必要です。大粒のひょうは落下のスピードが速く、窓ガラスを突き破るなどの被害をもたらすことがあります。小粒であっても、短時間に大量に降ると道路に積もり、スリップ事故などを引き起こす危険があります。
「急に空が暗くなる」「冷たい風が吹いてくる」「雷鳴が聞こえる」など、天気急変のサインを察知したら、頑丈な建物の中など早めに安全な場所に避難することが大切です。
13日(土)は穏やか晴れ 14日(日)は天気下り坂
13日(土)は高気圧に覆われて、北海道から九州の広い範囲で晴れるでしょう。大気の不安定な状態は落ち着き、平野部での天気の崩れはなさそうです。ただ、山沿いでは局地的な雷雨の可能性がありますので、山や川のレジャーは注意が必要です。6月前半は涼しさの続いていた関東にも暑さが戻り、東京都心の予想最高気温は29℃と真夏日に迫る見込みです。こまめに水分を補給するなど、熱中症対策を行ってください。
14日(日)から15日(月)にかけては、低気圧が本州の南岸を進む見込みで、広い範囲で天気が崩れそうです。暖かく湿った空気が大量に流れ込む影響で雨雲が発達し、太平洋側を中心に雨が強まる恐れがあります。今月は台風6号の直撃を皮切りに、たびたび大雨に見舞われ、すでに雨量が多くなっています。土砂災害などに十分な注意が必要です。



