台風7号は23日午前9時現在、フィリピンの東の海上を非常に強い勢力で北上しています。
【台風7号のポイント】
●梅雨前線との合わせ技で接近前から大雨
●西〜東日本の太平洋側ほど雨量が増える
●前回台風6号と同じくらいの雨量の可能性も
あす24日(水)にかけてが発達のピークで、「非常に強い」勢力を維持したまま北上を続け、26日(金)〜27日(土)は「強い」勢力で南西諸島付近を通過する予想です。
台風の北上とともに熱帯由来の非常に湿った空気が早くも九州付近に流れ込みはじめています。九州ではあす24日(水)にかけて警報級の大雨となり、特に東シナ海側では災害級の大雨になるかもしれません。九州は台風が離れる週末まで大雨が続くため土砂災害の危険度は日に日に上がってしまいそうです。
西〜東日本の太平洋側も接近前から大雨
この時期の台風が怖いのは、梅雨前線との合わせ技です。台風の湿った空気が梅雨前線を刺激するため、接近前から大雨が長く続くことになります。数日間降り続く雨で地盤が緩んでいるところに、台風本体の雨雲がやってくると、一気に土砂が崩れる恐れが高まります。
台風8号も発生 ダブル台風に
23日(火)午前9時にはマリアナ諸島付近で台風8号も発生しました。台風8号は、7号よりも東側のコースを通る見込みです。あまり発達することはなく、27日(土)に小笠原諸島と伊豆諸島の間を通過する可能性が高まっています。こちらの台風も湿った空気を本州付近に送り込み、北側のコースを通った場合には関東に大雨をもたらすかもしれません。
週末にかけて、西日本や東日本の太平洋側を中心に危険な状況が続きます。今年から始まった新しい防災情報の警戒レベルを参考に早めの避難を心がけてください。レベル3は高齢者などが避難をする目安、レベル4は全員が危険な場所から避難をする目安です。

