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2026年6月26日 20:21

“ダブル台風”直撃 あす東京は「2度大雨」

“ダブル台風”直撃 あす東京は「2度大雨」
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 京都では鴨川が濁流に。淡路島では増水した川に流され男性が亡くなりました。接近する“ダブル”台風は27日に、時間差で2度の大雨をもたらす恐れがあります。

西日本 大荒れ

 幹線道路のわきから、噴水のように水が噴き上がります。高さは、隣を走る高速道路に迫るほどです。 

 生駒山では観測史上1位の雨を観測しました。東大阪市の交差点一帯は水に浸ってしまっています。

 一時52万人以上に避難指示が出され、台風が来る前から災害級の雨となっています。

 “ダブル”台風と梅雨前線で、関東でも雨が強まり始めました。

 雨とともに雷も光る京都府は、今年一番の激しい雨に。精華町では、「警戒レベル5緊急安全確保」が出されました。

東畑地区 浦西伊久夫自治会長
「朝方5〜6時はきつかった。土砂崩れも見つかった」
鴨川も表情一変
鴨川も表情一変

 古都・京都のシンボルの鴨川も表情は一変し、濁流が押し寄せています。

 隣の大阪でも、今年一番の雨が降りました。

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兵庫県淡路市で男性流され死亡

マンホールから噴き出た水
マンホールから噴き出た水

 大阪市内の道路では、噴き出た水がビルの高さほど噴き上がっています。

周囲に水が流れていく
周囲に水が流れていく

 その瞬間を映した防犯カメラの映像です。道路から突如、水が噴き出し、周囲に水が流れていく様子が見えます。

アスファルトがめくれ…
アスファルトがめくれ…

 交通網も深刻な状況に。市内を走る道路の横断歩道には、大きく亀裂が入っています。周辺ではアスファルトがめくれあがり、景色が一変。近くで働く人は、爆発音を2回聞いたそうです。倉庫に保管してあった商品も…。

倉庫を管理する会社の人
「あそこまで水がつかった。会社来てびっくりしている」

 住宅街でも道路から水が噴き出し、濁流が流れ込みます。

 冠水した道路を車が走ると、船のような波が押し寄せます。

病院の駐車場も、水浸しに
病院の駐車場も、水浸しに

 被害に遭ったのは、商品だけではありません。病院の駐車場も、水浸しに。命をつなぐ医療機器も、危険な状況です。

病院スタッフ
「地下は酸素や吸引器の電源とか重要な医療機器があるので、そこだけ守って使える状態でなんとか乗り越える」
生駒市では…
生駒市では…

 奈良県を流れる一級河川・竜田川。25日夜から水量が増え始め、26日午前7時には、道路に水があふれました。生駒市では「レベル4大雨危険警報」が発表されました。

 兵庫県淡路市では、新聞配達のアルバイトの男性(72)が死亡しているのが見つかりました。雨で水かさが増した川に流されたとみられています。

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W台風接近

台風はこれから
台風はこれから

 各地で、すでに被害が相次ぐ大雨。ただ、台風はこれからです。

 台風7号は26日午前、沖縄本島に最も接近し、奄美地方に向かって進んでいます。そして台風8号も、先に東海や関東に影響を及ぼす恐れがあります。

 九州は、各地で雨が続きます。台風が来る前から、町の至る所が冠水しています。

 久留米では、72時間雨量が6月の観測史上1位となっています。

 手塩にかけて育てた農作物が育つ畑も、水浸しになってしまいました。

畑を使っていた人
「(Q.収穫は?)もうだめよ」

 水は、住宅街にも押し寄せています。

住民
「(Q.買い物行けない?)だいたい予想してたから、まとめて買い物した」
「(Q.何日前からこうなったか?)きのう」
近隣住民
「台風が来るというから、心配ばい」
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“都市型土砂災害”の恐れも

都市型土砂災害
都市型土砂災害

 27日、台風が直撃する恐れのある関東。すでに台風のような光景です。午後になり、都内でも雨が強まります。

 今回の大雨では住宅の近くの擁壁が崩壊する「都市型土砂災害」が相次いでいますが、“ダブル”台風が迫る関東の都市部でも発生する恐れがあると、専門家は指摘しています。

奥のブロック塀が崩れ落ちる
奥のブロック塀が崩れ落ちる

 トラックが通り過ぎると突然、ブロック塀が崩れ落ちます。これは24日、「線状降水帯」が発生した鹿児島の県道を捉えた防犯カメラ映像です。

 こうした被害は京都や長崎でも。今回の大雨で相次いでいます。

「都市型土砂災害の危険が高まっている」
「都市型土砂災害の危険が高まっている」
東京理科大学 工学部建築学科 
高橋治教授

「梅雨から台風の時期になるので、都市型土砂災害の危険が高まっている」
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大きな原因は“老朽化”

 “ダブル台風”が迫る関東でも、住宅の近くで擁壁が崩れる「都市型土砂災害」のリスクが高まっているといいます。その大きな原因が“老朽化”です。

「約50年前に高度経済成長期で、いろんな部分の擁壁を造った。母数が多いので徐々に寿命を迎えて被害が増加」

 番組で東京23区に安全性に問題がある擁壁をどれぐらい把握しているか取材したところ、少なくとも380カ所あることが分かりました。

 さらにそのリスクは、活発な雨雲が通り過ぎた地域でも…。

雨が止んだ後でも注意が必要
雨が止んだ後でも注意が必要
「雨が降ると、擁壁が支えている土の部分に水が染み込みます。だいたい1.5倍ぐらい、擁壁への負担が大きくなる。雨が降ったその日も影響が大きいが、基本的にはコーヒーのフィルターのように水は1週間や3週間ほどたまっていますので、その間、晴れたからといって安全になるわけではない。負担が大きくて壊れやすい兆候があると」

 都市型土砂災害に巻き込まれないためにはどうすればいいのでしょうか?専門家に、その兆候を聞きました。

都市型土砂災害の兆候とは?
都市型土砂災害の兆候とは?
「五感で感じてもらえばいいと思います。危険な擁壁のにおい。裏側にある土の部分が、どぶ川とか下水のにおいをためていますから、その部分のにおいがにじみ出てきたら、コンクリートにひびが入っているとか、擁壁に荷重をかけている兆候」
「(壁面の温度が)冷たくなっていたら、裏側に水がたまっている可能性がある。冷たくなっているものは危険だと思って避けてもらったほうがいい」
「擁壁の裏側から『ピキッピキッ』など異音がする場合は注意」

(2026年6月26日放送分より)

テレ朝天気

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