富士山が1日に山開きしてから初めての週末を迎えました。今年はキャッシュレス決済や深夜直行バスなど新たな取り組みが始まる一方で、軽装登山への対策も強化され、ゲートでは押し問答となる場面も見られました。
軽装登山客の入山拒否が相次ぐ
例年、最も登山者数が多い、山梨県側吉田ルートの5合目には多くの登山者の姿がありました。
「(Q.何が一番楽しみ?)ご来光」
増え続ける登山客の混雑緩和のため、今年から通行料の支払いにキャッシュレス決済が導入されたほか、「早朝登山のニーズ」に対応するため、新宿駅から吉田ルートまでの深夜バスが新設されました。
日中は大混雑する入山手続きも、真夜中ならすんなりです。
また、去年から導入された「軽装の登山客の通行禁止」はそのまま続行。今年も入山を拒否される人が相次ぎました。
「(レインウェアが)上しかありません」
「上下ないといけません。向こうに売っています」
持っていた雨具が規定を満たしておらず“入山拒否”された3人は売店へ。
買った雨具を持っていくと、今度は無事に入山できました。
頂上でのご来光を目指す
富士山の醍醐味(だいごみ)といえば…。
「私が19歳で、ラストティーンまでにやりたいことに入れてて、だから、かなってうれしい!」
こちらは、大学のサークル活動で出会ったという3人組。頂上でのご来光を目指します。
「やばい、めっちゃ雨女」
「こっちは晴れなんで、晴れで挟んでいるから!」
「翌朝がちょっと雨っぽい…。山の天気は直前まで分からないので希望はまだ捨ててないです」
気合いは十分。順調に登り始めましたが、だんだんと言葉数が少なくなってきました。
「きつい登りだね。いったん、ここで休憩しよう」
ストレッチをしたり、お菓子を食べたり、休憩をはさみつつ、ゆっくりと登り進めていきます。
3人はこの後、山小屋に宿泊。翌日のご来光に備えます。
外国人観光客“悔恨”
順調に富士登山を楽しむ人がいる一方で、午後2時をすぎ、ゲートを閉鎖した5合目では押し問答も…。
「5合目の山小屋で待って、翌日の午前3時にゲートが開いてから登るのがいいと思います」
「午後2時より前に来たんです。でもレインウェアを買っていたら過ぎてしまったんです」
しかし、男性にはきょう中に登らなければならない理由がありました。
「え…朝の10時ですか?それはかなり厳しいですね」
少しだけでも登山したかったという男性ですが、結局、断念しました。
一方、山頂を目指した、あの3人組は…。
午前5時ごろ、ご来光は雲に隠れてしまいましたが、無事、山頂まで登ることができました。
(2026年7月5日放送分より)










