震度7を観測した宇城市では、家屋が倒壊するなど、甚大な被害が出ています。被災者からは、「10年前の地震よりも揺れが激しかった」という声が相次ぎました。
「震度7」宇城市で何が
住宅の2階部分が落ちてしまっている状況です。車がつぶされています。窓もすべてはずれてしまっていて地震による被害の大きさが見てとれます。
1階部分がつぶれて、住宅が倒壊しています。
その影響で軽自動車がつぶれてしまっています。フロントガラスが割れています。2階部分の窓もすべて外れてしまっています。
熊本市の南側に位置する宇城市では、震度7を観測。甚大な被害が出ています。
倒壊した家の住人に話を聞きました。
以前は家族が住んでいたといいますが、今は別の家で暮らしているため、無事だったといいます。
街を歩くと、至る所に被害が。
小学校の石垣も大きく崩れています。上段から下段にかけてすべてなぎ倒されてしまっている状況です。
家屋の塀と石垣がすべて歩道側に崩れ落ちてしまっています。家の中のものが落ちてきた様子も確認できます。
「やばい」緊迫瞬間
地震が発生した時の映像です。
震度7の揺れで、走行中の車が大きく揺れます。
別の車でも、緊迫の瞬間。車に乗っている人たちも驚きを隠せません。
「やばいですね」
「これどれくらいですか?」
「(震度)6とかありそう…」
「新幹線走ってないかもしれない」
「新幹線止まるかも」
「煙が出てきた」
「信号も止まった」
「停電ですね」
「びっくりした。タイヤがダメになったのかと。後ろも煙がすごい。もう一回揺れてるな…」
神社や住宅が倒壊
地震発生から一夜明け、被害の甚大さが見えてきました。
店舗の柱の上部分が倒れてきて軽トラックの前方をつぶしてしまっています。
大きな円柱の上部が地面に落ちています。駐車場に止まっていた軽トラックの運転席が、柱に押しつぶされています。
被害が出たのはパチンコ店です。右側の柱が駐車場に落下しました。店内も天井部分が落ちていて、大きな被害が出ています。
「(Q.オレンジ色の柱は?)あんな感じで柱だったのが倒れて落ちて来た」
「(Q.軽トラックは?)お客さんのもの。店内にいたお客さんは全員無事で避難した」
「(Q.想定外?)びっくりしている」
客や店員はすぐに避難して、無事だったといいます。
宇城市役所からすぐ近くの所にある大野神社では、鳥居がばらばらに崩れてしまっています。そして鳥居だけではありません。奥の灯籠(とうろう)や建物も、柱や扉が倒れてしまっています。
近所の人によると、10年前の熊本地震ではこれほど大きく崩れなかったということです。
10年前の熊本地震でも被災した神社の鳥居は、片側の柱だけを残して崩れてしまいました。
道路沿いの建物は、大きく崩れてしまっています。道にはブロック塀が散乱していて通れなくなっています。さらにその奥、建物の屋根を見てみると多くの瓦がはがれてしまっています。
さらにその横の建物は屋根が完全に崩れていて、地面に屋根が付いている状況です。周りにもがれきが散乱していて道路は通れないです。こちらの家の人に話を聞くと、けがはなかったということです。
宇城市では住宅が倒壊して、住人1人が下敷きとなり、安否が分かっていません。
避難所で行列も
強い揺れに襲われた宇城市の住宅にお邪魔しています。部屋の中を見てみますと、家具や物が辺りに散乱しています。奥にはキッチンがありますが、キッチンも家具が大きく倒れていて、どこに何があったか分からない状態です。かなり強い揺れだったことがうかがえます。
食卓を囲むテーブルや棚がめちゃくちゃに。足の踏み場もありません。
住民は日常生活を奪われ、避難所などでの生活を余儀なくされています。
宇城市では避難所を10カ所設けています。多くの人たちが避難していました。
厳しい暑さの中、避難所は食料を求める人たちで、かなり混雑しています。
「(Q.前回の地震と比べて?)今度はひどかった。(前回は)コップが2〜3個壊れただけで、今度は全部。バタンと倒れた」
10年前の熊本地震では、宇城市で震度6強を観測。
この時も住宅が倒壊する被害が出ましたが、大きな地震を2度経験した被災者からは、「10年前の地震よりも揺れが激しかった」という声が相次ぎました。
「いつまでこれが続くのか、いつ家に帰れるのか」
(2026年7月29日放送分より)










