社会

ABEMA TIMES

2026年8月1日 10:00

最大借金12億円…お笑い芸人の波乱万丈な人生「43社から借りていた」「26年間払い続けても元金が全然減っていなかった」

最大借金12億円…お笑い芸人の波乱万丈な人生「43社から借りていた」「26年間払い続けても元金が全然減っていなかった」
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 お笑い芸人の「かつみ・さゆり」。そのかつみさん(63)が「多額の借金の返済のめどが立つ」と語ったことが、ネットニュースとして話題になった。二人を一躍有名にしたのが、総額12億円ともいわれる借金だ。

【映像】最大借金12億円…毎月の“高すぎる”返済額(実際の映像)

 バブル期の株取引と不動産投資に端を発し、43社から借り入れるまでに膨らんだその債務は、30年以上にわたる返済の歴史でもある。

 誰もが直面しかねないお金の問題。『ABEMA Prime』では、かつみ・さゆりの二人に、借金の実態を聞いた。

■バブルから始まった億超えの借金、その経緯

 かつみさんは借金の経緯について、「25歳の時にマンションを2680万円で買った。それがバブルで8000万円になったころ、銀行の支店長に呼ばれ、『これを担保に1000万円お借りしていただけませんか』と頭を下げられた」と振り返る。

 言われるがままに1000万円を借り、証券会社の大学の先輩に預けると、株はみるみる増えていった。「知らない間に日経平均が2万8000円になった時にブワーっと儲けて3億円になった」と語る。しかしその後、3億円を元手に信用取引で9億円を動かしたところ、残ったのは1億7000万円の借金だけだったという。

 さらに事態は悪化した。さゆりさん(57)は「かつみさんと同棲を始めてから、毎日のように督促状が届いて把握しきれず、1年かけてようやく一覧にしたら、43社からの借金があることが分かった」と明かす。不動産を担保に銀行から次々と借り、抵当権が第4順位まで入っていた物件もあったという。そこへかつみさんの父親が残した約10億円の借金が相続問題として降りかかり、一時は総額12億円規模にまで膨らんだ。

 ただし、父親の借金については、10年前にプラスの遺産を受け取っていなかったことが功を奏し、半年後に相続放棄ができた。「12億から元々の2億の借金に戻った時、同じ借金でも2億だったら返せるとなった」とさゆりさんは話す。

■返済の転機となった「金利1%への借り換え」

 長年にわたって年間1000万円ずつ返済を続けてきたにもかかわらず、バブル期の高金利のせいで元金がほとんど減らない状態が続いていた。かつみさんによると「2億円を26年間、2億6000万円分払い続けても元金が全然減っていなかった」という。

 しかし、約7年前に転機が訪れた。さゆりさんは「ある銀行が借り換えをさせてくれた。それまではバブル期の高い金利だったのを、その銀行が1%を切る金利に借り替えさせてくれたおかげで、ようやく元金が減るようになった」と説明する。

 この借り替えを実現させたのは、2人が「半沢直樹」と呼んでいる銀行担当者で、「自己破産せずに頑張ってきた人だから絶対大丈夫だと上に掛け合ってくれた」。

■「人に借りたものが一つもなかったのは、ありがたかった」

 お笑いコンビ・ぺこぱの松陰寺太勇は、「売れていない時に震災でバイトのシフトが入れなくなり、消費者金融でお金を借りた。限度額が自分のお金だと錯覚してしまい、ギャンブルに使ったりと横道な使い方をした結果、利息しか払えない時期が続いた」と打ち明ける。

 その後、芸人として収入を得られるようになってから完済したといい、「生活費のために借金すると、その中に要らないものが入り込んでくる。そういう借金の仕方はあまりお勧めできない」。返済を終えた時の感覚については「水面から出てきたというか、体の重さがめちゃくちゃ軽くなった」と表現した。

 かつみさんは「借金は決して悪いわけじゃない。ただサラ金で借りて競馬に突っ込むのはアカンと思う」。さゆりさんは「かつみさんの借金の中で、人に借りたものが一つもなかった。もし友達や知り合いに頭を下げないといけないような借金だったら、ここまでついてこれなかったかもしれない。それは本当にありがたかった」と述べた。

 最後に、かつみさんは「銀行が評価してくれているから必ず返せると思って頑張る」と力強く語った。

(『ABEMA Prime』より)

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