7月28日、熊本でマグニチュード7.1、最大震度7の地震が発生し、甚大な被害をもたらした。
震度6強を観測した八代市では、中心部に架かる植柳橋の歩道が川に崩落。九州自動車道では、道路が隆起し、ひび割れてしまっている。さらに一部道路ではずれ込みが生じ、大きな段差ができていた。NEXCO西日本によると、復旧の見通しはたっていないという。
九州新幹線、熊本から新水俣間と在来線の鹿児島本線、宇土から八代間は、8月中の運行再開が困難な見込みだということだ。
震度6強を観測した八代市では、日本製紙の工場の煙突が崩落。折れた煙突の先が工場内部にのめりこんでいる。従業員ら11人が閉じ込められていたが、そのうち9人が亡くなった。
さらに多くの被害を出したのが、震度6強を観測した嘉島町にある「イオンモール熊本」。長さおよそ550mの中に200近くのテナントや映画館が入居する大型ショッピングセンターだ。2階部分が激しく損傷し、100メートル以上にわたり外壁が吹き飛び、骨組みがむき出しになっている。内部の映像を見ると天井が大きく崩れ落ち、がれきが積み重なっているのがわかる。
発生の瞬間を見ると、爆発による粉じんや壁の一部が一瞬で駐車場を覆い、さらに左側を走る道路にまで届いている。スローで再生してみると、爆発は2階部分から発生しているように見える。
イオンモール熊本では地震のおよそ1時間半後に爆発が発生。およそ3000人の来店客は避難を終えていたが、7人の従業員が死亡した。
さらに爆発したイオンモールとは別の「イオンモール宇城」では、崩落した壁の下敷きになった80代と見られる男性が見つかった。男性は心肺停止の状態だという。
熊本県の発表によると、死者は38人。住宅被害はわかっているだけで3851棟以上で、そのうち全壊は181棟。避難所は210ヵ所以上開設され、およそ9000人が避難を余儀なくされている。また、およそ4万6800戸で断水が続いていて、記録的な暑さの影響が心配されている。(8月2日午前8時時点)
(『ABEMA的ニュースショー』より)