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熊本県の被災地では断水や猛暑が続く中、温泉施設の無料開放やホテルへの2次避難が始まるなど、被災者を支える取り組みが進んでいます。
4万4000戸の断水続く
地震発生から4日で1週間。容赦ない暑さの下、倒壊した家屋の片付けや撤去作業に追われる人々の姿がありました。
「公費解体前に自分で片付けようと思ったが、屋根が落ちてしまって、中のものが取り出せない。とりあえず屋根だけ撤去してもらおうかと思って。何から手をつけていいか分からない。どうしようもないです」
熊本県によると、今回の地震による死者は38人。住宅被害は1万3000棟を超えていて、そのうち全壊が699棟となっています。
断水も続いていて、4万4000戸余りに水が供給されていません。農家にとって断水は死活問題です。
「大体、この時期は水を入れた状態。全然足りません。今、水が一番必要な時期。全滅かもしれない」
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50の医療機関で断水続く
県内では50の医療機関が断水しています。
氷川町に唯一ある病院では、暑さで熱中症の症状を訴える患者が連日多く訪れているということです。
この病院では、給水車によって貯水タンクを満たし、なんとか病院の機能を維持しているといいます。
八代北部地域医療センター
吉田光宏院長
「断水で受水槽の水が1日半で枯渇した。そのまま断水が続けば病院機能がダウンして、いったん病院の機能を停止しようと思っていたが、定期的な水の補給で業務は継続できている状態」
吉田光宏院長
「断水で受水槽の水が1日半で枯渇した。そのまま断水が続けば病院機能がダウンして、いったん病院の機能を停止しようと思っていたが、定期的な水の補給で業務は継続できている状態」
一方で、つかの間の笑顔が戻った場所もあります。
嘉島町の温泉施設は4日から営業を再開し、被災者には無料で開放しています。
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防衛省フェリー 入浴開始
支援は他にも行われています。
4日、八代港に到着した「はくおうII」。5日から被災者にとって心のよりどころになるかもしれません。
防衛省のフェリー「はくおうII」。5日から入浴支援とクーラーの利いた休憩場所の提供が開始されます。
フェリーでの支援は能登半島地震の際にも行われ、個室利用のほかに、大浴場や食堂での食事などが提供されました。
被災者の2次避難も開始
避難している人の2次避難も始まりました。
宿泊施設 従業員
「今いるのがこちらの本館で、ホテルの泊まっていただくお部屋が、この建物の後ろの敷地にある建物になります」
「今いるのがこちらの本館で、ホテルの泊まっていただくお部屋が、この建物の後ろの敷地にある建物になります」
宇城市や氷川町など10の市と町の被災者が対象で、希望者はホテルなどの宿泊施設に移ることができます。食費や入湯税は自己負担となりますが、宿泊費は公費で負担されます。
宿泊施設に2次避難した男性
「母親と2人で今回避難しているが、母親も高齢で、急に違う環境とかになじめないとか、精神面とかの面も心配だった。気分的にはだいぶ楽になって、ほっとしているところ」
「母親と2人で今回避難しているが、母親も高齢で、急に違う環境とかになじめないとか、精神面とかの面も心配だった。気分的にはだいぶ楽になって、ほっとしているところ」
(2026年8月5日放送分より)
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