今月22日に予定されている、琵琶湖での大規模な花火大会。開催まで2週間を切る中、会場とされる自治体が相次いで「関与していない」と声明を発表する異例の事態となっています。
“謎の花火大会”
これは今月22日に開催するとしている、「琵琶湖三市同時花火大会」の公式サイトです。
大会のイメージ映像でしょうか。琵琶湖と思われる湖の三カ所から花火が打ち上がり、それを楽しむ観客の姿があります。
大会の詳細については、こう説明。
有料とすることで、他の花火大会との“違い”をアピール。席は「全席指定・事前販売制」とあります。
規模は「1万発以上」
打ち上げられる花火は「1万発以上」の記載。その規模は…。
国内最大級の花火大会として知られる「隅田川花火大会」。今年も2つの会場から、およそ2万発の花火が夏の夜空を彩りました。
100万人近い観客が集まるこの大会。有料席(市民協賛席)も一部ありますが、毎年恒例の壮絶な「場所取り合戦」が繰り広げられます。
そんな混雑もなく、優雅に1万発の花火が楽しめるというのが売り文句の「琵琶湖三市同時花火大会」ですが…。
花火大会の開催まで2週間と迫っていますが、チケットを購入しようとすると画面が切り替わって「販売を停止している」と表示されます。
打ち上げる場所は滋賀県の長浜市、彦根市、高島市の3市です。
どういうわけか、ポスターの琵琶湖は本来の形とは大きく異なっていますが、会場の場所が記されていました。
会場へのアクセスについては、どの会場もシャトルバスを運行するとしています。「車での直接来場はできない」とする一方で、「大会専用の有料駐車場」はあるとの記載も。
気になる会場の詳細は、開催およそ1週間前にメールで案内するとしています。
3自治体が異例の声明
会場とされている3つの自治体は、6日に相次いで異例の声明を発表しました。
「彦根市は関係しておりませんので、お問い合わせは主催者である琵琶湖三市同時花火大会実行委員会にお願いします」
3市はいずれも、「関与はない」としたのです。
番組が大会の主催者とされる団体に電話をしましたが、一度もつながりませんでした。
大規模な花火大会の開催には、火薬類取締法に基づく許可や、消防への届け出など、事前に必要な手続きがあります。
番組が自治体の関係者に話を聞くと…。
「琵琶湖三市同時花火大会の申請は現時点(8日時点)で確認できていません。本来1万発の規模で花火大会を行うのなら、1カ月前には消防に申請がきて署内で周知されます。申請無しで花火大会が敢行された場合、火薬類取締法の違反などで警察沙汰になる可能性もあります」
花火大会は本当に開催されるのでしょうか。公式サイトでは、「大会の開催可否、今後の対応をきょう(9日)案内する」としています。
(2026年8月9日放送分より)





