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熊本地震から2週間です。現地は「今、何に困っているのか」町で唯一の病院を密着取材しました。
氷川町内唯一の病院
熊本地震から2週間。医療の現場は、どう変わったのでしょうか。
医師
「腫れました?」
患者
「いや、特に腫れもせず」
医師
「傷は良さそう。消毒します」
「腫れました?」
患者
「いや、特に腫れもせず」
医師
「傷は良さそう。消毒します」
50代
「片付け中にガラスが落ちて、足を切ってしまった」
「片付け中にガラスが落ちて、足を切ってしまった」
八代北部地域医療センターは、氷川町で20床以上の病床を持つ唯一の病院。町の医療を支える、いわば最後のとりでです。
八代北部地域医療センター
田中真一郎診療部長
「奇跡的に診療が継続できている状況」
田中真一郎診療部長
「奇跡的に診療が継続できている状況」
地震の直後は、一部の医療機器が破損しました。それでも、その日のうちに診療を再開。医師らは徹夜で約100人の患者に対応しました。
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長期化する避難生活の影響も
あれから2週間。氷川町では仮設住宅の建設が進む一方、避難生活の長期化による体調への影響も出ています。
田中診療部長
「熱中症の患者とか、物資が不足しているので、栄養状態が悪くなった人の対応に追われている」
「熱中症の患者とか、物資が不足しているので、栄養状態が悪くなった人の対応に追われている」
宇城市の避難所でも…。
患者
「腰が痛い。ベルトあるけど、なかなか」
医師
「薬がない?」
患者
「ない」
「腰が痛い。ベルトあるけど、なかなか」
医師
「薬がない?」
患者
「ない」
医師は必要な薬を確認するなど、一人ひとりの体調を見て回ります。
ダイヤモンドシティクリニック
桑原仁士医師
「高齢者は圧倒的に運動不足。座りっぱなしでむくみによる痛み、いずれ血栓ができてしまう。これが長期戦の問題」
「私だって被災者で、私も生きるのに今、必死な状態」
桑原仁士医師
「高齢者は圧倒的に運動不足。座りっぱなしでむくみによる痛み、いずれ血栓ができてしまう。これが長期戦の問題」
「私だって被災者で、私も生きるのに今、必死な状態」
それでも、日々患者に向き合います。
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医療スタッフの確保が課題
氷川町唯一の病院では、医療スタッフの確保が課題です。
八代北部地域医療センター
反頭明美看護師長
「(Q.一人で大変ですね)外来も看護師が減っているので。全壊の人も何人かいるので。一人が何回も夜勤をしないといけない状況が続いている」
反頭明美看護師長
「(Q.一人で大変ですね)外来も看護師が減っているので。全壊の人も何人かいるので。一人が何回も夜勤をしないといけない状況が続いている」
地震の前、85人いた職員は3分の2に…。
反頭看護師長
「車中泊して来ている医療スタッフもいて」
「車中泊して来ている医療スタッフもいて」
こうしたなか、地震直後から病院を支えてきたのが、災害派遣医療チーム「DMAT」です。
DMAT隊員
「抗生物質。7日分出ているので、1日3回飲んでください」
「抗生物質。7日分出ているので、1日3回飲んでください」
11日、新たな動きが…。
「JMATが4隊来ました。放射線技師が1人、臨床検査技師が1人…」
発生直後の「急性期」を支えてきたDMATから、地域の医療を継続的に支えるJMATへバトンが渡されました。
福岡からDMATに参加
山下典雄さん
「看護師が足りないので、看護師をしっかり支援する、職種ごとの支援が今後より必要になってくる」
山下典雄さん
「看護師が足りないので、看護師をしっかり支援する、職種ごとの支援が今後より必要になってくる」
そして2週間経って、戻ってきたものもあります。
これまで支援物資を交えていた病院の食事は、11日朝から従来の食事に…。食料はようやく足りるようになったといいます。
(2026年8月11日放送分より)
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