台風15号が11日夜、統計開始以来初めて茨城県に上陸しました。そして、東から西へと進む異例の進路となっています。各地で倒木などの被害が出ています。
台風15号 関東直撃で被害
12日午前1時ごろ、東京・杉並区では強い雨が降ってきていて、道路には水がどんどんとたまってきています。
11日に関東を直撃した台風15号。日付が変わっても雨風は強まり、激しい雨と強風は各地に被害をもたらしました。
統計史上初 茨城県上陸
11日午後8時ごろ、茨城県の中央に位置する那珂市では、家のトタン屋根が強風で大きく揺れています。
撮影者によると、トタン屋根の剥がれた一部が周りにたくさん落ちたといい、近年経験がないほどの突風だったといいます。
11日午後8時ごろに茨城県南部に上陸した台風15号。台風が茨城県に上陸するのは、統計史上初めてです。
東から西へと異例のコースを進む“逆走台風”は、お盆休みの関東に猛威を振るいました。
11日午後8時すぎの那珂市内では、倒木の影響により電信柱が曲がっています。
関東各地で相次いだ倒木。帰宅時間帯の午後6時半、宇都宮市の住宅街でも巨大な木が道路に横たわり道をふさいでいます。
前を走る車は通ることができずUターン。近くで見ると、木が斜めに割れてしまっています。
撮影者によると、帰宅時間帯は交通量が多い道路だといい、立っていてふらつくくらいの強風だったといいます。
風の影響とみられる倒木は、JR宇都宮駅前にあるおよそ10メートルの街路樹にも。11日、宇都宮では最大瞬間風速28.6メートルと、今年一番の暴風を観測。最大瞬間風速25メートル以上を観測するのは3年ぶりです。
倒木相次ぐ 表参道も
台風による影響でしょうか。木が倒れていて、根元から折れてしまっています。
東京・北区のJR田端駅からおよそ200メートルほど離れた歩道に横たわる倒木。
さらに、帰宅ラッシュ時間帯の午後6時半ごろ、東京・港区の表参道駅出入り口から10メートルほどしか離れていないすぐそばでも。
近くのビルの警備員によると「帰宅時間帯の午後5時半ごろ、バキバキと音を立て、ゆっくりと車道の片側1車線をふさぐように倒れた」といい、強い風が吹いていたといいます。
TDRでも…夢さます雨風
11日午後8時ごろ、千葉県浦安市の舞浜駅では雨風が急に強まり、帰宅を急ぐ利用客が次々と屋根のあるスペースへ避難しています。
11日、ディズニーランドやディズニーシーの閉園時間は午後9時でしたが、その1時間前には、みるみる雨脚が強まります。
雨を避けるため、走って最寄りの舞浜駅へ向かう帰宅客の姿が見られました。
吹き荒れる強風で傘を飛ばされる人や、傘の柄が折れたのか、傘を布のように頭にかぶせる人の姿もありました。
「きょうしか休みが合わなくて」
「(Q.閉園までまだ時間ありましたけど?)さすがに無理かなって」
このインタビュー中にも、強風が吹き荒れます。
さらに、山口県から来たというカップルも傘を持っておらず、ずぶ濡れになっていました。
「(Q.日付はずらせなかった?)チケット取っちゃったんで…」
「めっちゃ寒いです」
「(Q.お土産は濡れてないですか?)これ守って帰ります」
都内でも猛威 台場で強風
11日午後9時ごろの東京・台場では、雨と風が強まってきました。
台場では、雨とともに強い風が吹き荒れました。11日、江戸川臨海の最大瞬間風速は20メートル以上。吹き荒れる強風の影響で、思わず地面に倒れ込んでしまう人もいました。
2人で1本の傘に入るも、傘は裏返り、頭にタオルをのせて歩く人もいました。屋根がある所まで走って、雨風から避難しますが…。
「傘がもう壊れちゃって」
「(Q.いつですか?)今さっきファミマで買って、でも外出たらすぐ壊れちゃって…」
「外出たらこんなになっていて…傘持ってくるの忘れちゃって」
「駅ってあっちですか?走ろう」
「行こう」
強風被害か 足場崩落も
都内では、強風とみられる被害も出ました。
2階建ての建物の足場が、歩道に覆いかぶさる形で倒れています。
11日午後11時ごろ、東京・足立区にあるモデルハウスの工事現場の足場が崩れています。仮設トイレもつぶれています。
午後8時ごろに撮影されたドライブレコーダーの映像には、すでに足場が崩れ、今にも崩れてきそうなほど車道側に傾き、いつ落下してきてもおかしくない状況になっていました。
風が吹くたびに足場がグラグラと揺れています。隣の木もなびいています。
(2026年8月12日放送分より)
テレ朝天気













