91歳の女性の遺体を遺棄したとして、33歳の男が逮捕されました。男は「腹が空いたので食べ物を盗みに入った」などと話しています。
91歳女性の遺体を遺棄か
住居侵入の疑いで逮捕されていた容疑者が、死体遺棄の疑いで再逮捕されました。
ベトナム国籍のファム・カオ・リエン・コン容疑者(33)です。
防犯カメラの映像には、サイレンが鳴り響く中、走り抜けていく男が映っていました。
そして、その後に捉えられているのは、追いかけてくるパトカーです。
この映像が撮影されたのは先月31日、そしてその翌日。
埼玉県飯能市の山林です。この辺り、大学は近くにあるものの、全くと言っていいほど人気はなく、虫の鳴き声、そして川が流れる音が響いています。今月1日の夜、この奥にある山林で高齢女性の遺体が見つかりました。
防犯カメラの映像が撮影されたのは埼玉県富士見市、遺体が見つかったのは、直線で約20キロ離れた飯能市の山林です。
その後の身元捜査の結果、女性は飯能市に隣接する入間市に住む丸山絹子さん(91)だと分かりました。
丸山さんは、現在、規制線が敷かれている住宅で1人で暮らしていました。先月29日にデイサービスの職員が丸山さんをこの家まで送り届けていましたが、31日に再び職員が迎えに来た時には、家の鍵がかかっておらず、丸山さんの姿もなかったということです。
「よくデイケアに行くのは見ていた。だいぶ(足腰が)弱っているなと思っていた」
「わりとしっかりした人だった。町内会で見かけると、物言いははっきりした人だった。丸山さんの息子の車のサンシェードが家の前に(落ちていた)。警察が回収していってびっくりした」
長男名義の軽自動車なくなる
丸山さんの家からは、長男名義の軽自動車もなくなっていました。
その軽自動車が走っているのが見つかったのが、防犯カメラの映像が撮影された富士見市です。
容疑者が乗っていた車は、警察に追われる中、交差点で信号待ちをしていた車3台に接触しました。その後、容疑者は車を捨て、徒歩で逃走しました。
「一番後ろに軽(自動車)が追突した。無理やり入っていったみたいな(感じ)。軽(自動車)はもうめちゃくちゃだった」
長男名義の軽自動車に乗っていた男が逃走したのは、防犯カメラが設置された場所の方向です。
そして、一般住宅の敷地内に隠れていたところを、住居侵入の容疑で現行犯逮捕しました。
「他の家にも入った」
逮捕されたのが、ベトナム国籍のファム容疑者です。
ファム容疑者の供述に基づき、山林を捜索したところ、丸山さんの遺体が見つかったのです。
警察は12日、ファム容疑者を死体遺棄の疑いで再逮捕しました。
捜査関係者によると、容疑者は無職で、在留資格もありませんでした。所持金は現金で数千円のみでした。
なぜ丸山さんの長男の車を盗んだのでしょうか。
警察によると、ファム容疑者は、「腹が空いたので食べ物を盗みに入った」「遺体を放置すると、誰かにバレてしまうかもしれないと思い(車で)捨てた」などと供述しているということです。
また、「他の家にも入った」と供述していますが、被害届は出ていません。
(2026年8月12日放送分より)









