ヨーロッパで皆既日食
ヨーロッパ本土で12日、皆既日食が観測されました。
皆既日食とは、太陽、月、地球が一直線に並び太陽が月の影に完全に隠れる天体ショーです。金環日食も太陽、月、地球が並びますが、違いは月と地球の距離です。金環日食は月が地球から離れているため太陽を完全に隠すことができず、日食グラスを使わないと見ることはできません。
一方、皆既日食は月が地球に近い位置にあることで、太陽が完全に隠れ、金環日食とは段違いの圧倒的な天体ショーを体感することができます。ヨーロッパ本土の皆既日食は1999年以来で、スペインやポルトガルで見られたということです。
2035年 日本に皆既日食がやってくる
皆既日食は2年に一度程度は世界のどこかでは見ることができます。しかし、今回のヨーロッパ本土での観測が27年ぶりのように、同じ地域や国となると非常に貴重な機会になります。前回の日本での皆既日食は2009年、奄美大島やトカラ列島などで見ることができました。そして次の日本での観測は2035年9月2日と、9年後に迫っているのです。
日本の皆既日食 各地の晴天率は?
2035年9月2日の皆既日食は日本の北陸から関東北部にかけて観測することができます。観測にあたって最も大切なことは晴れていることです。
そこで、皆既日食が見える地域付近の晴天率を調べてみました。晴天率はおよそ30年間の統計で日ごとの晴れの割合を計算して出されています。
皆既日食が見られる皆既帯付近の9月2日の晴天率は以下のようになりました。
金沢 37.9%
富山 58.6%
長野 39.3%
前橋 39.3%
宇都宮 28.6%
水戸 46.4%
意外なことに富山が1位でした。晴天率は一日ずれると大きく数字が変わるため、晴天率に明確な理由はありません。ただ、富山の9月2日は晴れやすいという、観測地選びのヒントにはなりそうです。
2035年9月2日。あなたは圧倒的な天体ショーの瞬間をどこで迎えますか?

