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16日、京都の夏の風物詩「五山送り火」が行われました。毎年多くの人を魅了する一方で、異常気象やシカなどの獣害被害で存続の危機に立たされています。
それぞれの想いを胸に
炎が激しく立ち上り、「大」の字がくっきりと浮かび上がります。夏の夜空を彩る「京都五山送り火」。
毎年8月16日の夜、京都盆地を取り囲む5つの山に送り火が次々と点火されます。お盆に迎えた先祖の霊を見送る京都の伝統行事です。
訪れた人(7)
「きれいだった」
「きれいだった」
訪れた人(20代)
「地域の方たちがやっているという話も聞いて、そういう伝統が続いているのがすてきだなと思って来られて良かった」
「地域の方たちがやっているという話も聞いて、そういう伝統が続いているのがすてきだなと思って来られて良かった」
訪れた人(70代)
「毎年見ているんですけど、3年前に妻を亡くしましてね、帰っていくんかなって思いながら見ていました」
「毎年見ているんですけど、3年前に妻を亡くしましてね、帰っていくんかなって思いながら見ていました」
多くの人が、それぞれの想いを胸に見守りました。
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異常気象やシカ被害が深刻
しかし、京都の夏を代表するこの伝統行事が今、存続の危機に直面しているといいます。
(公財)京都五山送り火連合会 岩崎勉会長
「異常気象に伴って土砂崩れがあり、倒木等が発生していますので、山の保全や維持管理の作業負担が大幅に増加している」
「異常気象に伴って土砂崩れがあり、倒木等が発生していますので、山の保全や維持管理の作業負担が大幅に増加している」
点火に使う「火床」や作業道が崩れる被害も出ています。現場は急斜面で重機が入れないため、補修はすべて人の手で行われているといいます。さらに…。
「シカの獣害ですね。ツツジなどの新芽が食されまして、そうすると表土が流出しまして、周辺の火床の倒壊の恐れがあるので、それへの対処という課題がある」
シカの食害により、山肌が露出した様子です。作業をする人が滑落する危険も高まるなど、深刻な問題となっています。
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「五山送り火を保存継承」
今年、設立から70年を迎えた京都五山送り火連合会。五山の送り火は、1983年に「京都市登録無形民俗文化財」に登録されています。
そして今年、連合会は京都府知事から認定を受け、公益財団法人となりました。岩崎会長は、長い歴史を持つ京都五山送り火を守り続けていきたいと話します。
「五山送り火を保存継承していく。毎年の送り火を安全かつ円滑に行うことが基本動作であるので。それに関わる対策も避けては通れない。新しい出発で公益財団法人になりまして、伝統行事を粛々と執り行っていきたい」
(2026年8月17日放送分より)
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