あす(火)から猛暑戻る
お盆休みが終わり、きょう17日(月)から仕事という方も多いのではないでしょうか。全国の猛暑日地点数は、8月2日には311地点にのぼりましたが、11日以降は20地点以下が続いていて、一桁にとどまる日もありました。東京では「涼しい」と感じられたお盆休みでした。
しかし、あす18日(火)からは再び気温が上がり、暑さが厳しくなります。一度暑さが和らいだ後だからこそ、熱中症には注意が必要です。
暑熱順化も「振り出し」に?
暑い日が続くと、私たちの体は徐々に暑さに慣れていきます。これが「暑熱順化」です。暑熱順化が進むと汗をかきやすくなるなど、体にたまった熱を外へ逃がしやすくなります。
ただ、この暑熱順化は一度できれば夏の間ずっと続くわけではありません。涼しい環境で過ごす期間が続くと、暑さへの”慣れ”は失われていきます。
「あれだけ暑い日が続いたから、もう体は暑さに慣れている」と油断しないようにしてください。これまでも「急に暑くなる時」には熱中症搬送者数が増加しています。ここ数日の涼しさで暑熱順化は一度“振り出しに戻っている”くらいの意識で、あすからの暑さに備えた方がよさそうです。
特に、連休明けで久しぶりに通勤し、長時間屋外で過ごす業務があるなどのケースは要注意です。のどが渇く前からこまめに水分をとり、無理をせず冷房の効いた場所で休憩するなど、改めて基本的な熱中症対策を心がけてください。
千葉豪雨と熊本地震の被災地 復旧作業中の熱中症に注意
特に心配なのが、災害からの復旧作業中の熱中症です。
豪雨となった千葉県では、浸水した住宅から家具や畳などを運び出す作業が続いています。水害の後片付けでは、泥をかき出したり、重い家具を運んだりと、普段以上に体力を使います。長袖や長ズボン、手袋、マスクなどを着用して作業することも多く、体に熱がこもりやすくなります。また、作業に集中していると休憩や水分補給を忘れてしまいがちです。「まだ大丈夫」と思っていても、時間を決めて休憩をとり、水分だけでなく塩分も適度に補給してください。
先月28日に発生した熊本地震の被災地では、あすから3日連続で猛暑日になる見込みです。避難所で過ごしている方はもちろん、自宅の片付けや復旧作業をしている方も、少しでも体調に異変を感じたら作業を中断してください。
猛暑はまだ終わらない
暦の上ではすでに秋ですが、今年の暑さもまだ終わりそうにありません。向こう1か月の予想気温は全国的に平年より高い見込みです。旬の野菜や果物を食べて、上手に暑さを乗り切りたいですね。

