社会

2026年8月17日 18:00

【これまでの経緯】福岡県議会、蔵内氏が議長職を辞任する意向を表明 「辞職勧告決議案」の採決は中止 “金銭授受疑惑”めぐる問題

【これまでの経緯】福岡県議会、蔵内氏が議長職を辞任する意向を表明 「辞職勧告決議案」の採決は中止 “金銭授受疑惑”めぐる問題
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蔵内氏が議長職を辞任する意向を表明

福岡県議会の蔵内勇夫議長が17日の自民党県議団の議員総会で、議長職を辞任する意向を表明したことが分かりました。

時期については「しかるべき時」と述べたとみられます。(17日18:55更新)

福岡県議長への辞職勧告案 採決中止

 福岡県議会は緊急動議が出され、決議案は採決されませんでした。

 17日の議会では当初、金銭授受疑惑などを理由に蔵内勇夫議長に対する辞職勧告決議案について採決される予定でしたが、自民会派の県議から採決を行わないように求める緊急動議が出され、賛成多数で可決されました。

 それにより、17日の決議案の採決は見送られました。(17日18:00更新)

福岡県議長の辞職案が採決へ

 17日の臨時会では、金銭授受疑惑を告発した吉松源昭県議が、蔵内勇夫議長の議長職の辞職勧告決議案を提出し採決が行われる予定です。

 このうち第2会派の「民主県政県議団」は、決議案への賛否は各議員が判断する方針ですが、蔵内議長に対し、議長職の辞職も含めた速やかな進退の決断を求める要請書を提出しました。

 臨時会では副議長選も予定されていて、3人が名乗りを上げています。(8月17日更新)

福岡県議会 第三者委員会設置へ

 福岡県議会は正副議長ポストを巡る“金銭授受疑惑”に関し、第三者委員会を設置することを決めました。

 蔵内勇夫議長はこれまで、全議員への聞き取り調査を実施するとした一方、日弁連のガイドラインに基づく第三者委員会の設置は否定していました。

 記者団に対して「法律等の問題がありハードルが高かったが、専門家と相談した結果、第三者委員会が設置できる見解が出された」と説明しています。(8月5日更新)

音声データは元副議長の声か

吉松源昭福岡県議
「これがその鑑定報告書です」

 吉松源昭福岡県議は27日午前に会見を開き、東京の分析機関が鑑定した結果、録音データの会話相手は「中尾正幸元副議長と同一の可能性が高い」と発表しました。

 「改ざんや編集の跡は見当たらなかった」と判定されたとしています。

 吉松県議は、議長就任前に自民党県議団幹部だった中尾氏から1000万円を要求されたとする録音データを公開していました。

 一方、自民党県議団に所属する元副議長の江藤秀之県議も、会見では初めて金銭の授受を証言しました。

 中尾氏は「事実無根」と否定し続けています。(7月27日更新)

中尾副議長が議員辞職

金銭を要求したと名指しされていた、中尾正幸副議長が議員を辞職しました。

中尾正幸氏
「謹んでおわび申し上げます。ご迷惑をおかけし大変申し訳ございませんでした」

 中尾氏は会見で、県政の混乱を招き県民の信頼を大きく損なった責任を痛感しており、自分なりのけじめのつけ方として議員辞職するとしました。

 金銭の授受疑惑については「絶対にない」などと改めて否定しました。

 中尾氏の辞職を受け、藏内議長は「今後も外部調査の協力と懸案の議会改革への助言を続けていただくようお願いした」とコメントしています。(7月24日更新)

服部知事「真相解明を」

 福岡県議会の正副議長ポストを巡る金銭授受疑惑で、服部知事は第三者を入れた調査を通じて真相を解明するよう求めました。

福岡県 服部誠太郎知事
「水掛け論を繰り返していてもしょうがない」

 福岡県議会では正・副議長の就任前に、自民党県議団の幹部に現金を渡したか否かで県議同士の意見が対立しています。

 服部知事は14日の会見で「県民の疑念が一層深まっている」として、第三者を入れた調査を通じて真相を解明するよう求めました。(7月14日更新)

“金銭授受”現議長「一切ない」

蔵内議長が取材に応じ、自身の就任にあたっては「一切ない」と答えました。

福岡県議会 蔵内勇夫議長
「金銭の話は一切ございません」

 福岡県議会の蔵内議長は8日、東京で取材に応じ、自身の議長就任にあたっての金銭のやり取りについては「一切ない」と否定しました。

 この問題は、福岡県議会の吉松源昭元議長が議長に就任する前の2018年から20年、自民党県議団の幹部に現金を要求されおよそ2000万円を支払ったと証言したものです。

 蔵内議長は、名指しされた幹部が疑惑については「事実無根」と否定しているため、「現時点ではコメントできない」としました。

 その一方で、全議員を対象に弁護士を入れた聞き取り調査を行うよう議会事務局に指示したことを明らかにしました。(7月8日更新)

福岡県議が音声データ公開

議員同士の不誠実な金のやり取りはあったのか、双方の主張が真っ向から対立するなか、金を要求されたとする議員が当時の音声データを公開しました。(7月7日更新)

福岡県議会ポストめぐり金銭授受か

 福岡県議会の県議2人が正副議長就任の前に「幹部からの要求に応じおよそ2750万円を支払った」とする疑惑で、県議の1人が「警察に捜査をしてほしい」と訴えました。

福岡県議会 吉松源昭議員
「これは事件だと思いますから、できれば警察にしっかりと捜査をしてもらいたい」

 吉松源昭県議によりますと、2020年の議長就任前に自民党幹部から「他会派への根回しのゴルフ代」などとして合わせておよそ2000万円の支払いを求められ、現金で支払ったということです。

 金銭を要求したとされている幹部の1人の中尾副議長は6日の会見で「事実無根」と主張しています。

福岡県議会 吉松源昭議員
「よくこれだけ嘘ばっかりつくなと思っています。渡した本人が渡したって言っているのですから、渡している」

(7月7日更新)

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