社会

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2026年8月17日 20:01

お盆の家族会議で“検討”も なぜ今? 高齢ドライバーの免許返納

お盆の家族会議で“検討”も なぜ今? 高齢ドライバーの免許返納
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 警察が各地で高齢ドライバーに対して免許の自主返納を呼びかけています。なぜこの時期なのでしょうか。そして免許返納の特典についても見ていきます。

お盆も相次ぐ高齢者事故

 縁石に乗り上げると、そのまま猛スピードで柱へ衝突。前方には車をよける人の姿も確認できます。このドライブレコーダー映像が撮影された車を運転していたのは、80代の女性でした。

店舗に突っ込んだ車
店舗に突っ込んだ車

 スーパーマーケットの駐車場から店舗に車が突っ込みました。ガラスが割れています。

前方が大破した車
前方が大破した車

 栃木県下野市では先週、お盆休み中にも高齢者が関係する事故が…。スーパーに突っ込み、前方が大破した車を運転していたのは79歳の男性です。

運転していた男性
「足がアクセルに乗っかったのがブレーキじゃなくて、足の切り替えができてなかったんじゃないかな。まさか私がなるとは思わなかった」
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免許返納の呼びかけ

警察が免許返納の呼びかけ
警察が免許返納の呼びかけ

 高齢者のまさかの事態に備え、各地の警察は家族の集まるお盆休み期間を機に、免許返納の呼びかけを行いました。

60代父が運転
30代女性

「自分が一緒に乗って危ないと思ったら『免許を返納してくれ』と話している。加害者になってほしくない。そうなってほしくない」
30代女性
「(お盆は)家族がそろうタイミングなので、そういう話にはなりやすい」
60代父が運転
30代男性

「事故を起こしてからでは…」

 30代男性の父親は、免許の返納を検討していたといいます。

60代父が運転
30代男性

「(帰省中)親父が運転した。『俺はもう返納しなくちゃいけないかもしれないから、運転の様子を見といてくれ』と。でも見ていて『別に問題ないんじゃない』って」

 息子から、こう言われた父親は当面の間、車を運転する決断をしました。

 一方でこんな声も。

80代母が運転
50代女性

「危ないんで、80歳過ぎたので、『返納して』と言っているが、(母は)『まだ元気だから』と『返納したくない』と言っている」
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高齢運転者講習センターを取材

高齢運転者講習センター
高齢運転者講習センター

 番組が川崎市にある高齢運転者講習センターを取材すると、お盆休み明け初日の17日も多くの講習者が集まっていました。

 講習を受けるのは72歳の男性。週に1、2回は車を運転するといいます。

一時停止が短く注意を受けた
一時停止が短く注意を受けた

 順調に走り出したように見えましたが、一時停止が短く注意を受けます。

教官
「3秒ですよ。慌てる必要ない。今のだと取り締まりでアウト」

 さらに…。

車の手前には段差
車の手前には段差
教官
「この手前が段差です、前輪を軽く当ててください。ゆっくりです。今度はアクセルを踏んでタイヤが上に乗ったら、すぐにブレーキです。今どのくらいで止まったと思う?」
受講者(72)
「どのくらいとは…」
教官
「パッと止まりました?」
受講者
「そのつもりですけど…」
タイヤが上に乗った後すぐにブレーキするも…
タイヤが上に乗った後すぐにブレーキするも…
教官
「でも車は前のほうに行っている」
「段差の乗り上げ、目的は何だと思う?」
受講者
「分からないです」
教官
「コンビニの駐車場だと思えば分かりやすい。これが車輪止めと想定すると『乗ってしまった、ブレーキ踏まなきゃ』の時に(ブレーキを)踏めるかどうか」

 講習を終えた男性に話を聞くと。

受講者
「もう高齢なもんでね。スピードを出さないようにしている。普段使うのは近場のスーパーとか買い物、近距離しか使っていない」

 生活をするなかで欠かすことのできない車。

 87歳の男性は、「免許返納どころじゃない。息子が来て、その日、私は酒飲まないで送って行くと、『おやじ運転調子いいな。92歳まで大丈夫だな』とか息子に言われちゃってさ」と語りますが、切実な家族の事情もありました。

受講者
「妻だって月4〜5回は病院通い。娘はあした、登戸の先にある病院まで送っていかなきゃいけない」
「(Q.運転いつまで続ける?)まだね、今回また更新して。2年ぐらいは頑張ろうかなと思っている」

(2026年8月17日放送分より)

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