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サッカー日本代表・森保一監督が16日、熊本地震の被災地を訪れました。子どもたちは、この時を心待ちにしていました。
森保監督が訪れたのは、避難所となっている氷川町の公民館。避難生活を続ける人たちなど、一人ひとりに声をかけて回ります。
街のサッカークラブで総監督を務める光永誠司さん。
県外に遠征中の子どもたちから、メッセージを預かっていました。
エスペランサ熊本 県外遠征中の選手
「普段、サッカーができていることが、当たり前じゃないことを、いま、感じています。そのために、普段、サッカーができている環境を少しでも早く取り戻したいです。力を貸してください。お願いします」
「普段、サッカーができていることが、当たり前じゃないことを、いま、感じています。そのために、普段、サッカーができている環境を少しでも早く取り戻したいです。力を貸してください。お願いします」
光永さんは、いま、サッカーに時間を割く余裕は、ほとんどありません。
クラブが、町から公民館の管理を請け負っていたこともあり、避難所の運営を支える立場になったのです。
エスペランサ熊本 光永誠司総監督
「公民館の避難所のことしか、いまはやっていないんです。(Q.それ以外、やれる時間がない)全くないですね。きのうも夜中1時ぐらいだったから、公民館に泊まっています」
「公民館の避難所のことしか、いまはやっていないんです。(Q.それ以外、やれる時間がない)全くないですね。きのうも夜中1時ぐらいだったから、公民館に泊まっています」
26年前に立ち上げたエスペランサ熊本。
『エスペランサ』はポルトガル語で『希望』です。
氷川町など、100人ほどの子どもたちが所属していて、Jリーガーも輩出してきた地域に根ざす“街クラブ”です。
子どもたちが練習していた場所は、地震で奪われました。
練習場は、災害ボランティアセンターの駐車場になっていました。
エスペランサ熊本 光永誠司総監督
「しばらくは使えませんね。この地域で活動するのも難しくなるのかなって」
「しばらくは使えませんね。この地域で活動するのも難しくなるのかなって」
いまは、週に1回、約20キロ離れた被害の少なかった嘉島町に移動し、なんとか練習を続けていますが、それにも限界があります。
エスペランサ熊本 光永誠司総監督
「送迎運転手、車の台数、ガソリン代。ましてや学校が始まったら、授業が終わってから、すぐに送迎車に乗らなければいけない」
「送迎運転手、車の台数、ガソリン代。ましてや学校が始まったら、授業が終わってから、すぐに送迎車に乗らなければいけない」
クラブの存続自体も危ぶまれています。
年に60回ほど主催していたサッカー大会が開けず、運営を支える収入が途絶えました。
思うようにサッカーができない日々を過ごしている子どもたち。
自宅が被災し、祖母の家に避難している岩本佳悟さん(13)。
熊本選抜にも選ばれたチームの中心選手です。夢は、海外でプロになること。
エスペランサ熊本 岩本佳悟さん
「(Q.いま一番、嫌なことは)サッカーができないことが嫌。ストレスがたまる」
「(Q.いま一番、嫌なことは)サッカーができないことが嫌。ストレスがたまる」
光永さんが、森保監督を案内したのは、駐車場につくった小さな練習スペースです。
サッカー日本代表 森保一監督
「これなら、ボールは飛び散らずに、限られたスペースでサッカーできる。ここでできること、いま、できることを全力でやる」
「これなら、ボールは飛び散らずに、限られたスペースでサッカーできる。ここでできること、いま、できることを全力でやる」
森保監督が、光永さんのクラブを訪ねた理由。
サッカー日本代表 森保一監督
「普及・育成を地域の指導者、サッカーファミリーが頑張っている。代表やプロになることは、Jリーグにも日本代表につながってくる。 (Q.困ってるときに助け合う)それがサッカーだと思う。パスを出すときもあれば、パスをもらうときもある。お互い連携して日本サッカーを作って、何よりサッカーを通して、人生を豊かにしなければ。それを一緒につくれたら」
「普及・育成を地域の指導者、サッカーファミリーが頑張っている。代表やプロになることは、Jリーグにも日本代表につながってくる。 (Q.困ってるときに助け合う)それがサッカーだと思う。パスを出すときもあれば、パスをもらうときもある。お互い連携して日本サッカーを作って、何よりサッカーを通して、人生を豊かにしなければ。それを一緒につくれたら」
エスペランサ熊本 光永誠司総監督
「一言一言に『環境を』とか『サッカー環境を作りましょう』とか、いろんなアドバイスを受けるなかで、自分たちは地域の避難所のことばっかり考えていたけど、5分でも10分でも自分たちの事業のことを考えなきゃいけないなって。居場所を守りたい。この地域で育った子どもたちが、この地域でサッカーができる。スポーツができる環境を復活させたい」
「一言一言に『環境を』とか『サッカー環境を作りましょう』とか、いろんなアドバイスを受けるなかで、自分たちは地域の避難所のことばっかり考えていたけど、5分でも10分でも自分たちの事業のことを考えなきゃいけないなって。居場所を守りたい。この地域で育った子どもたちが、この地域でサッカーができる。スポーツができる環境を復活させたい」
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