全く別の施設がホテルに生まれ変わって、魅力ある体験ができるスポットを紹介します。
見どころや魅力をヒントにホテルがどの都道府県にあるかを推理しながら楽しむ特集「ここどこ?魅惑ホテル」です。
1つ目は“日本のベネチア”と呼ばれる人気の観光地で、絶景の海を眺めながら温泉を満喫できます。お茶の産地としても知られ、舟屋と呼ばれる漁師の家がホテルに生まれ変わったいうのですが、どこにあるホテルでしょう。
続いては壮大な石垣のある景色から“日本のマチュピチュ”ともいわれる観光地に近い城下町にあるホテルです。特徴的なのは、町の中に点在する歴史的な建造物が「客室」になっていて、まるで町全体がホテルになっている感覚になります。ロビーは元酒蔵で、日本酒生産量が日本一の都道府県です。
最後のホテルは、犬の登録数が都道府県の中で第2位なので“ワンちゃんファースト”を売りにしていて、ホテルの館内にドッグランがあります。広々とした空間が広がるのは、ホテルが元市庁舎だったからで、昭和の名建築を改修して今年オープンしました。夕食は様々にアレンジされた中華料理が並びます。中華料理で有名な街というのが、大きなヒントになります。
“日本のベネチア”舟屋ホテルとは?
「海上に出て船から見える景色っていうのは格別ですね」
山の緑と青い海に挟まれるように立つ家々。この光景を目にした人々は…。
「良い。すごいなと思って。“日本のベネチア”」
「ベネチアかな?ちょっと海で写真撮って」
イタリアの水の都になぞらえ“日本のベネチア”とも言われるこの街には、すてきなホテルがあります。
「ここがもうホテル。到着しました」
なんと、船に乗ってチェックイン。
このホテル、どこの都道府県にあるか分かりますか?ヒントをたよりに、推理しながら絶景をお楽しみください。
「日常では味わえない体験なんで、すごく貴重でした」
ホテルは、船揚げ場と住居が一緒になった「舟屋」と呼ばれる建物です。客室に入ると…。
「すごい眺め。目の前が海」
高い天井の居室には、景色が一望できるように大きな窓が取り付けられています。最大の特徴は、お風呂からの眺めです。
「海と自分が一体化しているような感じになる」
「ここから見える景色は抜群」
しかも、お湯は温泉です。1階は、目の前に海が広がるカフェ。名物は「抹茶とおだんごのセット」です。
「渋み苦み、それもすべておいしさ」
お茶は江戸時代、将軍家に献上されたといわれます。
「ヒントはお茶で有名な街」
ヒントは「おばんざい」
外に出れば歴史を感じる街並み。お昼は江戸時代に建てられた古民家を改修したレストランでいただきます。近くの漁港であがったコシナガマグロやサワラ、イカなどがのった豪華な海鮮丼です。
「コシナガマグロいただきます。舌ざわりがとっても滑らか。あと5枚ぐらい食べたい」
さらに、この海鮮丼についてくるのが小鉢に盛られたお惣菜。
「『おばんざい』になっています」
この日は、だしで炊いた大豆とひじきの煮物。そしてコマツナとニンジンのごま和えです。
「滋味深い」
「ヒントはおばんざいがついている」
舟屋がならぶ街、お茶の産地、そして、おばんざい。この街がある都道府県は?みなさん、もう分かりましたよね。
「正解は京都府伊根町でした」
京都市から北におよそ130キロ。“海の京都”ともいわれる伊根町です。ホテルは「伊根の舟屋 雅」でした。
伊根町にある舟屋はおよそ230軒で、うち28軒がホテルとして営業。そのワケは?
「時代とともに、漁師の数も減っている。(舟屋の保存のため)何かできないかと宿泊施設を始めました」
元酒蔵のホテル
続いてのホテルは、城下町にありました。この地を訪れた人は、次のように話します。
「“日本のマチュピチュ”って聞いたことあります」
高低差のある石垣が、南米ペルーの世界遺産マチュピチュのようです。そんな街のホテルで発見したのは…。
「大きな窯?何かグツグツしていたのかな?」
直径1メートルほどの窯が2つ。その横には、深い穴があります。ここはかつて…。
「酒蔵でございまして。酒米を炊いていた窯と、炊くための水をくんでいた井戸」
“日本のマチュピチュ”と呼ばれる街で元酒蔵のホテル。一体、どこの都道府県にあるのか?推理してください。
「普段とは全然違う世界。非日常という感じ」
「自分のおじいちゃんおばあちゃんの家みたいな感じで良かったです」
明治時代につくられた建物を改装したホテル。入り口を入ったここがロビーです。客室は街に点在する歴史的建造物。街全体がホテルです。
「趣のある落ち着いた造り」
レトロな建物の中に、現代風の家具が調和しています。さらに…。
「庭が見えます。開放感はあるけれど、人の目は全く気にならない。最高だ」
こだわりの日本酒にはワケが…
続いて向かったのはレストラン。ここは、かつて酒の発酵に使っていた蔵です。いただくのはフレンチ。
「地元の豚肉を使った赤ワイン煮込みです」
地元以外では出回りにくい希少な豚肉を赤ワインで7時間、じっくり煮込んだ逸品です。
「お肉がとってもやわらかい。ホロホロほぐれておいしい」
そして、フレンチに合わせるのが、この街で造られた日本酒。ここまで日本酒にこだわるのには、ワケがありました。
「ヒントは、日本酒の生産量が日本一の街です」
街の中にもヒントがあります。
「建物見えません?あの高さはお城?」
登ってみると…。
「石垣だ!」
標高350メートルほどに建つのは、戦国の世を生き抜いた城跡です。
「不思議な光景」
その独特な風景から南米・ペルーの世界遺産になぞらえ、“日本のマチュピチュ”ともいわれています。
秋に雲海の中に浮かび上がる名所は「天空の城」として知られ、国の史跡にも指定されています。
「ここでヒントです。“日本のマチュピチュ”と呼ばれる場所がある街です」
日本酒の生産量日本一。“日本のマチュピチュ”みなさん、ここがどこか分かりましたか?
「正解は兵庫県朝来市でした」
ホテルは兵庫県朝来市、JR竹田駅から徒歩5分のところにある「竹田城 城下町 ホテルEN」です。
佐野仁美さん
「登録有形文化財にも指定されている。地域活性の中心として、ホテルにしました」
山頂にある“日本のマチュピチュ”は「竹田城跡」。雲海に浮かぶ幻想的な城跡が見られるのは、9月中旬から11月ごろがベストシーズンといわれています。(※ドローン映像提供:朝来市)
名建築 旧市庁舎ホテル
続いてやってきたのは、日本の“近代文化発祥の地”ともいわれる街。
「こういうレトロなホテルに、泊まれるとは思わなかった。うれしい」
ホテルは昭和の名建築を改修して今年、4月にオープンしました。
「エレベーターのブルーのタイルが昔のまま」
青いタイルが美しいエレベーター周りの壁。こちらはホテルになる前の写真です。以前は何に使われていた建物か分かりますか?
「ここは最近まで、市庁舎だったんです」
ロビーの階段に、市庁舎の面影を残す新しいけどレトロなホテル。最寄り駅まで徒歩2分ほどで、観光するには超便利な立地です。
ホテルがある都道府県は、どこだと思いますか?
実はここ、数々の高級ホテルを手掛ける星野リゾートが運営しています。
「面白い」
最大で4人が泊まれるゆったりとしたつくりの客室。ラウンジのようなスペースは、観光に来る宿泊客への配慮があります。
「家族で買ったものを広げて、お話ししたり」
そして、ホテル最大の特徴にヒントがあります。
「ボールプールがある。お子さんじゃなく、ワンちゃんが入っている」
室内にドッグランを完備。さらに、かき氷も無料。なんとも、ワンちゃんファースト。
「ヒントは、犬の登録頭数が常に上位の街です」
ホテルがある都道府県は、犬の登録頭数が全国で第2位です。ホテルにあるレストランにもヒントがあります。
中華料理で有名な街
「なにこれ?赤い」
フレンチの技法を使ったラム肉のギョーザ。さらに、パイ包み焼きの中に入っていたのは…。
「中から出てきたのが麻婆。想像してたのと違う」
オマールエビを使った麻婆豆腐。そのお味は?
「すごくまろやかになってるのもエビ。これはおいしい」
ヒントは、中華料理で有名な街です。
犬を飼う人が多く、中華料理が有名。ホテルがある都道府県は?もう、お分かりですね。
「正解は神奈川県横浜市でした」
JR関内駅前に今年4月にオープンした「OMO7横浜 by 星野リゾート」。1959年に完成した旧横浜市庁舎は、斬新なデザインが特徴で去年、戦後の建物で初めて市の歴史的建造物に認定されました。
「壊してしまえば、それでおしまいの建物を残して活用してくれるのがすばらしい」
(2026年8月7日放送分より)































