社会

グッド!モーニング

2026年8月19日 11:11

被告が病院から逃走か 妻を金づちで殴ったとして起訴 検察の公表は約2日後 函館市

被告が病院から逃走か 妻を金づちで殴ったとして起訴 検察の公表は約2日後 函館市
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 殺人未遂の罪で起訴された男が、北海道函館市の入院先の病院から姿を消しました。検察が公表するまでに約2日が経っていて、地域住民に不安が広がっています。

公表しなかった理由は?

近隣住民
「いつ入ってこられるか分からないから、早速カギをかけています」

 一度逮捕された男が逃走し、近くに潜伏している可能性があることに恐怖を感じている住民。

 大川清被告(77)は今年6月、自宅で妻の頭を金づちで殴り、その後、自ら警察に通報したとみられています。

 先月、函館地検に殺人未遂の罪で起訴された無職の大川被告。

 16日朝、病気による治療のため勾留が一時的に執行停止され、函館市内の病院に入院していました。ところが、その日の夕方に行方が分からなくなったのです。

行方不明を公表したのも約2日後
行方不明を公表したのも約2日後
函館地検
「被告人が所在不明となり、国民の皆様に不安を与えかねない事態となったことは誠に遺憾」

 検察は、他者への危害が及ぶ恐れがなく、被告の監視状況に問題があったとは考えていないと説明。行方不明を公表したのも、約2日が経った18日でした。

近隣住民
「『発表が遅れたのはなんで?』と思う」

 公表までに時間がかかったことについて、別の被告人を病院で監視した経験があるという元警視庁捜査1課の佐藤誠氏は、このように話します。

元警視庁捜査1課 佐藤誠氏
元警視庁捜査1課 佐藤誠氏
「遅いですよね。普通は早めに(公表する)。逃げたらすぐ。2日間であれば、凶器を持つ可能性も十分考えられる。今回の場合は77歳というのと、重い病気をもっていた。ここに油断があったのではないか」

 検察はすぐに公表しなかった理由について、こう説明しています。

地検が公表しなかった理由は?
地検が公表しなかった理由は?
函館地検
「被害者(妻)の安全が確保されたこと。公表によってかえって地域住民の不安をあおり、その生活を脅かす恐れがあると判断した」
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「函館地検の大きな誤り」

 検察の説明について、佐藤氏は「危害が及ぶ恐れがない」と断言できないのではと指摘します。

「本末転倒で非常に危険性が高い」
「本末転倒で非常に危険性が高い」
「これを危険性が低いとか言っている。これは本末転倒で非常に危険性が高い。危険性が低いといった理由は77歳と高齢。それと重病だと。ターゲットが妻だけだと。他に向かないんじゃないかと簡単に考えてしまった。でもそうではなくて、妻を警察が保護したとなれば、(妻の)友人の所へ行って『どこ行ったんだ?』などと人質をとって立てこもって、言わせたりする可能性もある」

 検察は、「大川被告が見つかったとしても、現時点で発表すると明言できない」ともコメントしています。

 検察の対応について、佐藤氏はこのように話します。

「泥を塗る形になってしまう」
「泥を塗る形になってしまう」
「新しい検事総長と東京地検の新しい検事正が就任したばかりで、泥を塗る形になってしまう。何となく世間が、検察というのは不祥事が目立ってきている。不祥事が続いちゃうと『もうできないぞ、不祥事は』と気持ちが働くのは生身の人間ですから仕方ないが、被告人が逃げたとなると、そういうところも考えて、危機管理を考えてやらないと。そんな簡単に危険性が低いということを発表しちゃったら、これは函館地検の大きな誤りじゃないかなと感じました」

(2026年8月19日放送分より)

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