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震度7の揺れに襲われた熊本県氷川町では、いまも農業用のインフラが壊れたままです。
水を届けるために、水路と水路をポンプでつなぐ作業が急ピッチで進められていました。
熊本県の担当者
「農業用水のパイプラインが破損しているので、ここに来る農業用水をいったん排水路に落として、排水路から流した水を、再度、用水路に戻す工事」
「農業用水のパイプラインが破損しているので、ここに来る農業用水をいったん排水路に落として、排水路から流した水を、再度、用水路に戻す工事」
氷川町は、面積の約半分を田畑が占める農業の町です。それを支えるのが、氷川からの水。川は、町の南端を流れていて、水は、上流でくみ上げられたあと、地下の用水路を通じて、農地へと送られます。ところが、地震で大元となる部分が破損し、全面復旧のめどは立っていません。
熊本県の担当者
「業者がなかなかつかまらない。公共事業に行っている。お願いして、ちょっとやっている状況」
「業者がなかなかつかまらない。公共事業に行っている。お願いして、ちょっとやっている状況」
そこで、破損した箇所の手前で水をくみ上げ、排水路に流し込むことで、農地まで送ろうとしています。これは、あくまで応急措置。ほとんどの農家は、十分な量の水を確保できていません。全く届いていないところもあります。
氷川土地改良区 片山速人さん
「もう結構、あきらめてる方も多くいる。『コメはもう無理なのかな』と。3週間ぐらい、ずっと水を入れてない状態なんで。本来、こういうふうにひびが入っちゃいけない」
「もう結構、あきらめてる方も多くいる。『コメはもう無理なのかな』と。3週間ぐらい、ずっと水を入れてない状態なんで。本来、こういうふうにひびが入っちゃいけない」
また、水が来ているところでも、懸念があります。
地下を通る用水路ではなく、地上につくられた排水路を通った水だからです。
氷川土地改良区 片山速人さん
「当然、水はきれいな方が好ましいと思われますし、色んな水が入り込んでいるのが排水路なので、それを使うのは、あまり好ましい手段ではない」
「当然、水はきれいな方が好ましいと思われますし、色んな水が入り込んでいるのが排水路なので、それを使うのは、あまり好ましい手段ではない」
加えて氷川町は、海に面した町。排水路を通った水を使うと、どうしても土壌に塩分が混じるといいます。
イチゴ農家では、現在、苗を栽培中。排水路の水は使わず、毎日、トラックで井戸水をくみに行って、しのいでいますが、畑に植え付けた後は、足りなくなることが確実です。
イチゴ農家 俵浩二さん
「苗は、まだこれだけなのでいいが、そこにハウスがあって、パイプラインが復旧してなかったら、ちょっと難しい。作るか、作らないかの選択をしなくちゃいけなくなる」
「苗は、まだこれだけなのでいいが、そこにハウスがあって、パイプラインが復旧してなかったら、ちょっと難しい。作るか、作らないかの選択をしなくちゃいけなくなる」
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