社会

グッド!モーニング

2026年8月20日 11:53

生産者になりすまし果実直売のうそ投稿 生成AIで農園主が別人に 被害相次ぐ

生産者になりすまし果実直売のうそ投稿 生成AIで農園主が別人に 被害相次ぐ
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 シャインマスカットやナシなど旬を迎えたフルーツが各地で豊作になるなか、SNS上で生産者になりすまし、格安で販売するという嘘の投稿による被害が相次いでいます。

青森リンゴ農園なりすまし

 青森のリンゴ農園で、祖母と一緒に写る女性。これは、なりすまし投稿です。

「あの…お願いがあります。青森県で81歳の祖母とリンゴを作っている33歳です」
本人の投稿
本人の投稿

 投稿者は農園主を名乗っていますが、本物の農園主は男性。本人である石岡大育さんはこう話します。

「私の顔の部分をAIの顔に変えて、あたかも自分たちが販売しているかのように投稿しているSNSを見ました」

 怒りを訴える石岡さんは、青森県で「つがる」など年間およそ8トンのリンゴを栽培する生産者です。

9月以降に3キロ5480円でインターネット販売
去年は3kg5480円でネット販売

 さらに、リンゴの収穫時期ではない夏にもかかわらず直売も。去年は、9月以降に3キロ5480円でインターネット販売していたリンゴが、なりすまし投稿では1キロ500円と破格の値段に設定されていました。

「リンゴも1年に1回しか取れないので、もしお客様が信頼できなくて買っていただけなかったら、私たちの生活が大変なので、早くなくなってほしい」

 このなりすましのアカウントは石岡さんの問い合わせによって停止されましたが、他にも10件ほどのなりすましが確認されたといいます。

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キウイ「無料プレゼント」

 キウイの生産量全国3位を誇る福岡県でも、なりすまし投稿が確認されました。

「キウイ約3キロ、80名さま!完全に無料です!」
なりすまし投稿
なりすまし投稿

 キウイを手に取る女性。農園主だといいますが、本物の写真は男性。やはり、男性の顔は女性に加工され、1キロおよそ1500円が無料プレゼントへとすり替えられていました。

本人の投稿
本人の投稿

 本人である八女星果園の川島貴大代表はこう憤ります。

「農家側は一年間汗水垂らして、神経をすり減らしながら育てている果物なので、それを利用されるというのはすごく怒りを感じます」
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個人情報の危険性も

 相次ぐ生産者のなりすまし。なぜフルーツが標的にされているのでしょうか。成蹊大学特別客員教授の高橋暁子さんはこうみています。

「写真に引きが強く素材も多いので、信じてしまいやすい。生成AIでなりすましは簡単にできてしまう。低コスト、手間がかからずに小銭が稼げるということで流行しているのだと思う」
個人情報が抜き取られる危険性も
個人情報が抜き取られる危険性も

 代金がだまし取られるだけでなく、個人情報が抜き取られる危険性もあります。

(2026年8月20日放送分より)

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