社会

ABEMA TIMES

2026年8月22日 11:00

3歳娘がいる女性と結婚したYouTuber「足し算で余計幸せ!」 中・高生の娘を持つシングルマザー「次女に反対され諦めた」 子連れ再婚の“肩身の狭さ”の背景は

3歳娘がいる女性と結婚したYouTuber「足し算で余計幸せ!」 中・高生の娘を持つシングルマザー「次女に反対され諦めた」 子連れ再婚の“肩身の狭さ”の背景は
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 結婚する夫婦の4組に1組が再婚となった現代でも、子連れ再婚に対しては否定的な声もある。「子連れ再婚って親のエゴ。離婚も再婚も子どもにとってストレスでしかない」などの声がある一方、“ステップファミリー”(夫婦のどちらか、または双方に子どもがいる状態で新たに築かれた家族)として新たな形を築く当事者たちも存在する。

【映像】子連れ再婚したYouTuberの「家族」(実際の様子)

 子どもを持つ親の再婚をめぐっては、子どもの年齢や気持ち、周囲の目など、さまざまなハードルがある。 『ABEMA Prime』では、娘の反対で再婚を諦めたシングルマザーの山田さん、シングルマザーと結婚してその日常をYouTubeで発信するしゅくろーさん、そして自身も子連れ再婚を経験した恋愛コンサルタントの高橋あい氏とともに、子連れ再婚の現実とハードルについて考えた。

■子連れ再婚の「ハードル」とは

シングルマザーの山田さん

 山田さんはかつて、再婚を意識するパートナーと出会い、当時高校生と中学生だった2人の娘に気持ちを伝えた。長女は「お母さんの人生だから好きにしてほしい」と受け入れる姿勢を示したが、次女は「もし再婚するなら一緒には住めない」と強く反対した。食事に行くなどの交流は試みたものの、それ以上関係を深めることはできなかったと山田さんは振り返る。次女は自分が家を出ていく形の別居婚ならばと条件を示したが、「中学生を家から出すわけにはいかない」として、山田さんは再婚を断念した。

 高橋氏は「お子さんが中学生の時期は一番難しい。対して、幼いうちはハードルが低く、高校生以降になると親の幸せを願える段階に入ってくる」と説明する。

 シングルマザーと結婚し、「妻のことも妻の子どもも好きなので足し算で余計幸せ!」と話すしゅくろーさんも「例えば子どもの年齢が中学生や高校生だったら、結婚していなかったかもしれない。物心がつきすぎていると受け入れてもらえるのか、自分自身も子どもを受け入れられるか不安になるかもしれない」と本音を明かす。出会った当時3歳だった娘については「第一印象で素直に『可愛い』と思えたことが大きかった」と振り返った。

 また、高橋氏がシングルマザー時代に「また家族を作りたい」と周囲に話すと、先輩女性たちから「子連れ再婚なんてうまくいったケースがない」「子どもがいるのに彼氏必要なの?」などと言われたことで「恋愛をすること自体にネガティブになってしまうことがあった」と語る。

■「シングルでも恋愛しないと信頼関係築けないじゃん」

Yuna

 海外の事情について、高橋氏は「海外だとベビーシッターに預けてデートに行くことは割とOKだが、日本では実家に頼っているシングルマザーが多い。関係を深めるためにデートが必要なのに、『なぜ男と会うために子どもを実家に預けるの?』との風潮がある」と話し、「シングルマザーが恋愛をすること自体がネガティブに捉えられる負のループがある」と指摘する。

 Yunaは自身もシングルマザーの母親のもとで育った経験から、「私は母親に再婚してほしかった」と振り返る。中高生の頃、母親が自身の幸せを子どもの成績などに求めているように感じ、「それが実はすごくつらかった」という。一方で、子どもが大人になれば親の幸せを願うようになるとして、子どもが自立した後などに再婚する選択肢もあるとの考えを示した。

 さらに「シングルでも恋愛しないと信頼関係築けないじゃん」とも語り、恋愛を経て再婚へとつながる過程の大切さを強調した。

■再婚後に子どもが生まれたら

YouTuberのしゅくろーさん

 「子連れ再婚した後、そのカップルの間に子どもができたら関係性が変わるのでは」との問いが出ると、しゅくろーさんは自身の経験を率直に語った。「実子と連れ子で『愛情の差』が出るとよく言われるため、結婚前は少し不安だった。でも実際に子どもが生まれると、実子への愛おしさとは別に、血のつながっていない連れ子が自分を父親と認め『パパ』と呼んでくれることにも、また違った特別感があった」。

 高橋氏も「私は再婚当時10歳だった息子が24歳になった。夫は育てた時間を嬉しく感じているようだ」と述べ、年月をかけて築いた関係の深さを強調した。

 しゅくろーさんは、家族で自身と出会う前の娘のホームビデオを見ていた際、娘から「パパ、そういえば本当のパパじゃないから知らないんだよね」と言われたエピソードを紹介。 妻が「じゃあパパに『本当の娘じゃない』と言われたらどう?」と問い返すと、娘はケロッと「その通りだと思う」と答えたという。しゅくろーさんは、「子ども自身はそこまで深刻に考えておらず、大人が勝手に『かわいそう』と重く捉えすぎるのは良くない」との考えを示した。  山田さんは「子どもたちが独立すれば再婚したいと思っている」と今後の希望を語った。高橋氏は「再婚はめでたいことだが、当事者となると肩身の狭さを感じてしまいがちだ」と日本社会の空気感を指摘しつつ、「互いに細かなことまで話し合える信頼関係ができていれば、うまくいく」と、子連れ再婚を考えるすべての人に向けてエールを送った。

(『ABEMA Prime』より)

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