週末の東京を猛烈な雨が襲いました。22日は首都圏で「レベル4大雨危険警報」が相次いで発表されました。東京・板橋区付近では、1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、住宅街の道路が冠水するなど、影響が広がっています。(サタデーステーション8月22日OA)
横浜・花火大会の30分前にゲリラ雷雨
22日午後6時半、横浜市の花火大会の会場。花火大会が始まる30分ほど前に突然、激しい風と雨が会場をおそいました。ほぼ同じ時間帯に気象庁は横浜市北部に「レベル4大雨危険警報」を発表しました。低い土地の浸水や、河川が氾濫する危険度が高まっていて厳重な警戒が必要なレベルです。
雷が鳴り響く中、急に降り出した強い雨は道路を冠水させました。そして22日午後7時半ごろの横須賀市の様子です。道路は流れの激しい川のようになり、側溝からでしょうか、水が吹きあがっています。
首都圏で相次いだ「レベル4大雨危険警報」
都心で発生したゲリラ雷雨。傘も差さずに歩いている人も少なくない様子が雨は突然だったことを物語っています。港区の麻布十番ではお祭りが行われていました。出店のスタッフは雨で濡れてしまったテーブル拭きに追われ、建物の軒下で多くの人が雨宿りをしていました。
「午後5時過ぎの皇居前です。先ほどから雨が強くなってきました。道路は川のようにどんどん水が溜まっています」
都内のあちこちで冠水が起きました。板橋区では、膝上まで冠水した道路へ子供を抱いて、横断する人の姿が。
「午後4時半の東京・板橋区です。大雨によりマンションのエントランスにも水が入ってしまっています」
同じく板橋区内の別のマンションでは半地下となっている駐輪場が、まるで池のようになっていて、自転車のタイヤが半分ほど浸かっています。22日午後5時、板橋区付近では1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨の速報が出されました。
板橋区1時間に120ミリ以上の猛烈な雨
冠水した道路に自転車で入っていく男性は途中で断念し、自転車を降りると水位は膝の高さにまで達していました。
杉並区を流れる善福寺川です。橋げたのすぐ真下まで水位があがっています。善福寺川には22日午後5時すぎに「レベル4氾濫危険警報」が発表されました。墨田区ではマンホールが水の勢いで、カンカンと音を立てながら上下に弾んでいます。江戸川区の道路では排水口から、まるで噴水のように何度も水が噴き出しています。
「東京駅のタクシー乗り場です。大きな水たまりができてしまっています」
そのためタクシーを待つ人たちは、少し離れたところで並んでいます。順番がきて、タクシーに乗ろうとしている人の中には裸足になっている人もいます。
羽田空港では欠航になる便も
「午後5時半です。羽田空港の手荷物がこれから流れてくるところなんですが、雷の影響で現在すべての地上作業がストップしているということで、しばらく手荷物は出てこないというアナウンスです」
午後5時ごろの羽田空港の様子では激しい雨とともに、稲光がハッキリと確認できます。
「1時間くらい待っている。でも飛行機が到着しただけでもよかった」
欠航便も発生し、急遽、航空会社の職員がホワイトボードに記載しています。
プロ野球は22日、千葉市で行われる予定だったロッテ対日本ハム、横浜市で行われる予定だったDeNA対阪神の2試合が急遽、中止となりました。
22日の夕方になり東京23区を覆うように、活発な雨雲がかかっています。都内の9つの区にレベル4大雨危険警報が相次いで発表されました。
ヘッドライトの高さまで…埼玉でも記録的短時間大雨
「午後4時すぎのさいたま市です。突然激しい雨が降り出しました」
埼玉県でも猛烈な雨が。午後4時半過ぎ、埼玉県に記録的短時間大雨の速報が出されました。さいたま市付近では、午後4時20分までの1時間に、約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。埼玉県朝霞市でも、道路が冠水。車道と歩道を分ける縁石も、ほとんど見えない状況です。
「祭りの途中ではございますが、急に大雨が降り始めました。水たまりがすごいです。やばい、やばい、ちょっと飛ばされるって!」
埼玉県白岡市では、テントを並べた祭り会場が大雨に見舞われました。
埼玉県戸田市付近でも、午後5時までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。
「車が水しぶきをあげて走っていきます」
JR戸田駅の周辺も冠水。別の駅の構内では雨漏りもしていました。
千葉豪雨の現場でも雷雨
「午後2時前の千葉市若葉区です。雨が降り始めてから20分ほどで道路に水がたまりました」
豪雨から10日目となった千葉県でも午後から局所的に強い雨が降りました。
茂原市では冠水した道路をフロントガラスまで水しぶきをあげながら走る車。雷鳴も鳴り響き、激しい雨がアスファルトを叩きつけます。先週、甚大な被害を受けた大網白里市でも。
「水が溜まってきています。車が通ったところ、池のようになっていて、波が立っていますね」
その30分後には…
「雨はやみましたが、地面を見てみると、排水が間に合っていません。水が噴き出してきています」
君津市では22日午後4時すぎ、1時間雨量が75.5ミリを観測し、観測史上最大の雨となりました。