22日、首都圏を襲った記録的な大雨。各地で道路の冠水や川の増水が相次ぎ、雷は空の便も直撃しました。羽田空港では運航が大きく乱れ、帰宅できず、空港で一夜を明かす人が続出しました。
路上がまるで海 記録的大雨で冠水
冠水した道をゆっくりと進む車。車体にぶつかった水は波のようになって、駅で待つ人々のほうに押し寄せます。その駅の構内では雨漏りもしていました。
午後、前線や湿った空気の影響で大雨となった関東南部。気象庁は午後4時半すぎ、埼玉県に記録的短時間大雨情報を発表しました。(※現在は解除)
車のヘッドライトにかかるほどの水しぶき。埼玉県戸田市付近でも、午後5時までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。
戸田市の路上はまるで海です。別の道でも冠水した道を車が走り抜けていました。
埼玉県朝霞市でも道路が冠水。車道と歩道を分ける縁石もほとんど見えなくなりました。
東京都内でも… 駅ホームが水浸し
東京都内でも豊島区や板橋区、北区で記録的短時間大雨情報が発表され、あちらこちらで冠水が起きました。
午後4時半の東京・板橋区では、大雨により、マンションのエントランスにも水が入ってしまっています。
同じく板橋区内の別のマンションでは、半地下となっている駐輪場がまるで池のようになり、自転車のタイヤが半分ほどつかっています。
冠水した道路に自転車で入っていく男性。途中で断念し、自転車を降りると、水位はひざの高さまで達していました。
文京区にある飲食店の店先です。店内に入りそうな雨水を、お客さんに手伝ってもらいながらかき出していました。
杉並区を流れる善福寺川です。橋桁のすぐ真下まで水位が上がっています。この善福寺川や新宿区を流れる神田川などに、レベル4の氾濫危険情報が発表されました。(※現在は解除)
池袋駅では雨漏りが発生。駅のホームは水浸しとなっています。
東京駅のタクシー乗り場には大きな水たまりができてしまっています。そのため、タクシーを待つ人たちは少し離れた所で並んでいます。中には裸足になっている人もいました。
空の便が大混乱
羽田空港では…。
午後5時半ごろ、手荷物がこれから流れてくるところなんですが、雷の影響ですべての地上作業がストップしているということで、しばらく手荷物は出てこないというアナウンスです。
午後5時ごろの羽田空港の様子です。激しい雨とともに、稲光がはっきりと確認できます。雨雲レーダーを見ると、その時間帯、羽田空港周辺の空には分厚い雨雲がかかっているのが分かります。
回転台の上にビニールが敷かれ、疲れた乗客たちがこちらに座って待機しています。
欠航便も発生し、急きょ航空会社の職員がホワイトボードに記載しています。運航に大きな乱れが出たため、影響は長引きました。
午前0時が近づくと、最終電車に乗ろうと急ぐ人の姿が。
「(Q.どれくらい遅れた?)30分くらい」
「(Q.終電は?)やばいですね」
「(Q.何分が終電?)午後11時57分の京急」
何とか電車に乗ることができた人もいる一方で…。
羽田空港では終電が終わりました。バスを待つ人がずらっと奥まで列を作っています。
女性は大阪から羽田を経由してハワイに行こうとしていたと言いますが。
「羽田に来ても(飛行機から)降りられず、外に出られなくて。出られたと思ったら、ホノルル行きの飛行機は出てしまっていた」
駐機場が渋滞し、順番待ちしている状態のため遅れるという機内アナウンスがあったそうです。
発着案内板には2時間遅れなど、到着の遅れを知らせる表示がずらりと並びます。
駐機場を映した情報カメラには、午前1時をすぎても飛行機から降りる人の姿が多く見られました。
羽田空港には3つのホテルがありますが、22日夕方以降、そのすべてが満室になったといいます。帰宅するすべがなくなり、空港内で一夜を明かすという人が続出しました。
「天候なので仕方ない部分もあるが、家には帰りたかった。ここで始発まで過ごします」
23日も大気が不安定な状態が続きます。
(2026年8月23日放送分より)











