きのう22日、記録的な大雨に襲われた東京・高島平にある会社内の映像です。コンセントから漏れだす水。そして、トイレでは内水氾濫が発生したため、あふれださないように水をかきだしています。実はこの会社、先日の千葉豪雨でも浸水被害にあったため、緊急で底上げ工事を行うなど対策を行っていました。それでも防ぎきれなかったゲリラ雷雨。想定外の災害が連日、各地を襲っています。
連日のゲリラ雷雨 都内で浸水被害
気象庁は、22日午後5時すぎ、東京都板橋区で、1時間に約120mm以上の猛烈な雨が降ったとして、記録的短時間大雨に関する気象防災速報を発表しました。
至る所で道路の冠水が起き始め…自転車は降りて歩かざるを得ません。
歩道や道路を、川のように水が流れ、子どもを抱いた人たちが慎重に渡っていきます。場所によっては、水深はふとももの辺りまであるようです。
板橋区の北部、高島平では…
「こちらマンションの1階のエレベーターホールなんですが、奥まで完全に冠水してしまっています」
これは西高島平駅に停車中の電車。開いたままのドアから雨が車内に降り注いでいる様子がわかります。
内水氾濫 トイレ“逆流” 壁から漏水
この日、あらためて高島平を訪ねてみると―。
「東京板橋区の高島平でも大きな冠水被害がありました。こちらの会社では現在も片付け作業に追われています」
こちらは電気工事を行う会社。半地下の室内に入った水をかき出しているのは、社長の間山高臣さんです。
「カーペットが貼ってあったけど、結局汚水同様なので腐って臭いが出ちゃうんで。今それをはがして洗っています」
こちらの会社がある場所は、荒川が氾濫した場合に5m以上の浸水が想定されるエリアになっています。
実は、2年前にも、大雨で被害を受けたということで、50万円かけて、止水板を用意して、備えていました。
「本当にもう膝ぐらいですね。膝上ぐらいまでこのあたり。外からの水はもう完璧に防ぎましたよ」
外から入り込む雨水は防いだものの、思わぬところから、室内に浸水したと言います。
「昨日もここから水が出ているのと、ここに今コンセントっていうかボックスがついているんですけど、これから」
「これから水が溢れてきたんです」
浸水したのは、ここだけでなく。
これは22日に撮影した、まさに浸水被害が起きている時の映像です。コンセントボックスの脇から、止めどなく、雨水が侵入してきます。
この時、起きていたのは“内水氾濫”だとみられます。下水道などの排水能力が追いつかず、行き場を失った雨水があふれて浸水する現象です。
バケツにたまった水を流して、再びトイレへ。
千葉豪雨で浸水「140万円」対策も
ここまで浸水したものの今回は、さらなる対策をしていたことが功を奏しました。
今月13日から14日にかけて起きた千葉豪雨をきっかけに、140万円かけて、床を10cm高くしたと言います。
「もし100mmあげてなかったら、当然あそこにあるサーバーの箱とか、ディスクとか、すべてのものが、水に浸かっていたってことですね」
「一面ですね」
集合団地も被害 エレベーター使えず
隣の設備工事会社でも浸水被害が。
COPTERONE 根井新一部長 「これが濡れてるから、このへんじゃないかな」
会社の中には濡れた工具が散乱。浸水に備え、道具を棚に上げていたといいますが…
ナフサ不足などの影響で資材は高騰しているため、水で使い物にならなくなるのは痛手だと言います。さらに、エアコンは室外機が水に浸かったのか、故障してしまったと言います。
「高島平駅近くの団地の商店街です。このあたりが昨日の大雨で一面、水浸しになっていたということです。今も水溜りが残っています」
高島平駅近くの商店街にある化粧品店の床は、突然降りだした雨で水浸しになっていました。
「こちら高島平団地の1階部分になります。ちょうど階段を降りたところなんですが、ご覧のようにまだ水が溜まったままの状態です」
雨水が流れ込んだ団地では、1日たったこの日も、エレベーターが使えない状態に。
「川になっちゃってた。このへんまで水が入っちゃってそこは歩けなかった」
8月23日『有働Times』より









