台風18号の影響が続く一方、本州付近では8月の終わりとは思えない猛烈な暑さとなりそうです。ただ、この猛暑は長く続きません。あす以降は「秋雨前線」が南下し、天気の主役が大きく変わりそうです。
台風18号 動き遅く影響長引く
台風18号はきのう25日(火)からきょう26日(水)の朝にかけて、沖縄や奄美を直撃しました。台風はすでに東シナ海を西よりに進んでいますが、速度は自転車並みと遅く、きょう26日(水)の午後も風の影響が残る見込みです。台風が離れても、すぐに風や波が収まるわけではありません。強い風や高い波などに引き続き注意・警戒が必要です。
また、線状降水帯の雨雲がかかった徳之島では24時間で降った雨量が200mmを超えました。これまでの雨で地盤が緩んでいるため、雨が弱まったあとも土砂災害に厳重に警戒してください。
8月の終わりに猛烈な暑さ 博多で初の40℃
一方、関東から九州は太平洋高気圧に覆われて猛烈な暑さとなっています。午後は福岡県内の2地点で40℃以上の酷暑日となり、記録的な暑さとなりました。
観測史上1位の最高気温
博多(福岡) 40.4℃
太宰府(福岡) 40.3℃
福岡 39.0℃
8月も残すところわずかですが、暑さは真夏のピークに逆戻りしたような厳しさです。外出の際だけでなく、室内でも冷房を適切に使い、こまめに水分や塩分をとるなど、熱中症対策を続けてください。
九州ではすでに10日以上連続で猛暑日となっている地点もありますが、この先も体に堪える暑さが続きます。熊本の被災地での作業は引き続き、万全の熱中症対策を行うようにしてください。
猛暑から一転 あすから天気の主役は「秋雨前線」
多くの地域ではあす27日(木)以降、暑さが落ち着きそうです。東日本は猛暑から解放、西日本も暑さはトーンダウン。渇水の地域には恵みの雨が期待できます。
今、本州付近には、夏の空気と秋の空気を分ける「秋雨前線」がのびています。この前線がやや南下するため、あす27日(木)は東日本を中心に天気が崩れ、28日(金)には西日本でも雨の範囲が広がる見込みです。前線の南側には、太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込みます。さらに台風周辺の非常に湿った空気の影響も加わるため、前線の活動が活発になる可能性があります。
8月の終わりでも真夏のような暑さとなっていますが、天気図を見ると季節は少しずつ進んでいます。夏の主役だった太平洋高気圧から、季節の変わり目に現れる秋雨前線へ。この先は、秋雨前線がもたらす大雨にも注意が必要な季節となりそうです。


