2026年7月、店の営業時間に襲われ金品を強奪される事件があった。被害にあったのは愛知県豊橋市にある質店。同じ店舗内で貴金属販売も行っている創業70年以上の老舗だ。店長がABEMA的ニュースショーの取材にその恐怖を赤裸々に語った。
店長は「周りも明るい状況で、まさかそのような時間帯に押し入ってくるとはちょっと思わなかった。想定はしていなかったのが実情」と振り返る。
今回、犯行の一部始終を捉えた映像を入手した。7月23日、時刻は閉店時間の午後6時半。7月のその時間帯は外はまだ明るく車の通りも多かった。スタッフは、いつも通り店内の片付けを行っていた。その時だった。フードのようなもので顔を覆った2人組が押し入ってきた。驚いたスタッフはあわててバックヤードに逃げ込む。すると突然1人がバールでショーケースを叩き壊した。そして1人がショーケースから貴金属をバッグに入れている。
「やっぱりすごい音で……。音でちょっと圧倒されてしまった」(店長、以下同)
店長は当時、店のバックヤードにいてモニターで犯人が入ってきたことを確認したという。「まず110番。(犯人に)聞こえるように大きな声で『強盗です』と通報したので、犯人も聞いていると思う」と当時の対応を明かした。
警察に通報はできたが、その後は動けなかったという。「ただただ呆然としていた。いろいろな対策を考えていても、いざ実行できるかと言われると、やっぱりなかなか実行できるのは限られているなと感じた」。
犯人たちはバッグや時計などには目もくれず、指輪やネックレスなど貴金属だけを狙っている。そして逃走した。この間、およそ2分。
その後の調べで実行犯の2人の他に、見張り役の男と運転手役の男がいて、あわせて4人組の犯行だったことがわかっている。車は盗難ナンバーを使用していて、未だ犯人は捕まっていない。
「さすまたも用意してありますけど、使えなかった。そんな余裕はなかった」
他にも防犯用の催涙スプレーや警備会社への緊急通報ボタンなど、防犯対策は万全に講じていたはずだった。
「防犯カメラの設置とか、夜間の侵入に対しての防犯が多かった。白昼の強盗はちょっと想定はしていなかった」
商品の被害総額は1000万円以上。店内の壊された損害を含めると1500万円は超えるという。実際の損害はもちろん、心に負った傷と将来への不安は深まる一方だ。
「以前のような日本は安全な国だという印象はちょっと薄れつつある。あのように白昼に来られたら、ちょっとなかなか防ぎようがない」
(『ABEMA的ニュースショー』より)