東京・足立区の住宅に火をつけたとして、58歳の男が逮捕されました。逮捕当日も普段と変わらない姿が目撃されていました。
58歳男を逮捕
4日午後8時すぎ、警察車両から降りてきたのは、髪を派手なピンクに染めた男でした。
土田健一容疑者(58)。この日の午前5時ごろ、81歳の女性が住む東京都足立区の木造2階建ての住宅に火をつけた疑いが持たれています。
当時燃えていたと見られる木の色は変色していて、壁は一面真っ黒い色に染まっています。今でも少し焦げ臭いにおいが漂っています。
黒い焼け跡、割れたガラス窓、消火活動に使ったとみられる消火剤のあと。玄関先には物が散乱しています。
81歳の女性は顔をやけどするなどして病院に搬送されました。
女性の娘によると…。
火の中に飛び込み、女性を救った男性が決死の救出劇について振り返ります。
「ここからそっちに移っておばちゃんのところに行って、火が中から見えるの。こっちもそっちも。それで助けて一応手をつなぎながら、こっちの辺りに行って、命助かってよかったよね」
現場に違和感
男性は、火災が起きる直前、妙な音が聞こえたといいます。
「誰かが音を鳴らしてるような、カチカチというかガシャンガシャンみたいな」
実況見分に立ち会った女性の娘もまた、違和感を覚えていました。
容疑者が住んでいたと見られる物件の周辺でも不審火が相次いでいました。
先月24日から今月4日まで、土田容疑者の自宅から半径75メートル以内で6件の不審火が発生していました。
こちらの自動販売機、前面が溶けてしまっていて、使用することができません。ボタンも取れてしまっていて中の基板がむき出しになっています。
自転車カバーを燃やされる被害も起きました。
「巡回していたお巡りさんが見つけてくれて、火を消してくださったっていう感じです。(自販機の火災を)聞いてたんですよね。怖いね、なんて言ってて。次の日まさか自分のカバーがやられるとは思わなかった」
容疑者をよく知る人は
土田容疑者とはどんな人物なのでしょうか。
子どもの頃から知っているという男性に話を聞きました。
「わたしは飲食店やってるんですけど、よくうちには来てくれたんですよ。小さい時から知っているから、この人がと聞いて驚きました」
逮捕当日も、いつもと変わらない姿を見かけたといいます。
食事のため、お店を頻繁に訪れていたという土田容疑者。勤務先の社長におごってもらっていた姿が印象に残っているといいます。
今回の逮捕容疑は女性宅に火をつけた容疑ですが、警視庁は他の不審火への関与についても捜査しています。
土田容疑者は取り調べに対し、「身に覚えがありません」と容疑を否認しています。
(2026年9月6日放送分より)




