社会

ABEMA NEWS

2026年9月12日 12:00

「合法的に人の闇を見られる。やめられない」1100件超の浮気調査を手がけるプロが語る“探偵業”の実態…誕生日に夫の密会現場へ向かった妻の“覚悟”

「合法的に人の闇を見られる。やめられない」1100件超の浮気調査を手がけるプロが語る“探偵業”の実態…誕生日に夫の密会現場へ向かった妻の“覚悟”
広告
1

 ある探偵によるSNS投稿が大きな話題を呼んだ。「不倫している独身女性からよく来る依頼内容は、奥さんの顔が知りたい、職場が知りたい、私と旦那さんがラブホに入っていく瞬間を撮ってほしい」??そう書き込んだのは、1100件を超える浮気調査を手掛けてきた探偵・小沢氏だ。

【映像】妻が夫の浮気相手へ“突撃”する瞬間(実際の様子)

 「一言で言えば、人の闇を覗く仕事。僕が気に入っている言葉は『事実は小説よりも奇なり』」と語る小沢氏は、人間の裏側と向き合い続けてきた。「いくらでも依頼が来る。自分は関係ないと思っているかもしれないが、実際には(不倫)されていて、それに気づいていないだけかもしれない」とも話す。

 映画やアニメで描かれるような華やかなイメージとは異なる、探偵のリアルとはどういうものか。『ABEMA Prime』では、普段は決して見ることのできない調査の裏側に密着し、人の闇に光を当てる探偵の仕事を追った。

■「この束の間の幸せも、今日でおしまいです」

対象者を尾行する小沢氏

 今回の依頼者は、夫の不倫に悩むイナミさん(仮名)。小沢氏の調査ですでに証拠は押さえていたが、イナミさんにはもう一つの望みがあった。「どういう気持ちで不倫していたの?」不倫相手の女性と直接話したかったのだという。

 この日のミッションは、不倫相手への突撃だ。密会する2人を尾行し、終電で別れた直後に女性へ声をかける作戦が組まれた。依頼者のイナミさんには別の場所で待機してもらい、小沢氏らによる尾行がスタートした。

 現場では、人目もはばからずイチャつく夫と不倫相手の姿があった。小沢氏によると、この夫には許しがたい一面があったという。「依頼者さんであるイナミさんのお父様は、ちょうどその頃病気で亡くなって、お葬式や火葬をしている最中も、こんなことをしていた」と明かす。イナミさんが喪に服す最中にも、夫は不倫相手との逢瀬を続けていたのだ。

 夫と不倫相手が駅へ向けて動き出すと、小沢氏らは別の場所で待機していたイナミさんを呼び寄せた。そして、2人を追って稲見さんとともに同じ終電へ乗り込む。緊迫した時間が流れていく。

 さらに、その日はイナミさん自身の誕生日だったことも明らかになった。誕生日に夫の不倫現場に立ち合うという、何とも皮肉な状況である。

■目と鼻の先でスタンバイする依頼者…一瞬で“修羅場”に

妻が夫の浮気相手へ“接触”の瞬間

 不倫相手の最寄駅に到着した後も、夫と女性は平然と身を寄せ合っていた。そのすぐそばには、全てを知りながら息をひそめてスタンバイするイナミさんの姿があった。

 夫が不倫相手の女性を見送り、女性が一人になったところで、イナミさんが姿を現す。小沢氏らが「頑張ってください。応援しています」と見守る中、イナミさんは女性のもとへ向かった。

 イナミさんは不倫相手の女性に向かい合い、直接言葉をぶつけることを選んだ。小沢氏はその場面を振り返り、「不倫相手と直接話すって、相当度胸がないとできないこと。けど、それをやらないと自分の人生が前に進まない。その(依頼者の)生き様を見させていただいた」と振り返った。

■「合法的に人の闇を見られる。やめられない」

浮気は“他人事”ではない

 1100件以上の浮気調査を通じ、小沢氏は人間の欲望や裏切りを間近で見続けてきた。「この仕事をしていると、人の持つ闇、欲望、ドロドロしたものを、VIP席で合法的に見られる。まあ、やめられないですよね」と率直に語る。

 依頼者が前に進むための覚悟を後押しし、人の心に潜む深い闇と日夜向き合い続ける探偵・小沢氏の仕事は、今日もどこかで続いている。「いくらでも依頼が来る」という言葉が、不倫問題の根深さを静かに物語っている。

(『ABEMA Prime』より)

広告