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漁獲量が少なく「幻のカニ」とも呼ばれるドウマンガニの完全養殖に、静岡県の研究所が国内で初めて成功しました。
“磯と甘い香り”うまみ凝縮
大きな爪が特徴のトゲノコギリガザミ。その甲羅部分、“胴”が“丸”いことからドウマンガニの愛称で親しまれています。
国内では高知県や沖縄県、静岡県の浜名湖など限られた場所でしか漁ができず、とれる量も少ないため、「幻のカニ」とも呼ばれています。
磯の香りと甘い香りが混ざり合うドウマンガニ。蒸して食べるとうまみが凝縮されるといいます。
うおなみ 平山盛子さん
「カニ好きの人は特に、味の濃いドウマンガニを家族でわいわい言いながら食べてもらいたい」
「カニ好きの人は特に、味の濃いドウマンガニを家族でわいわい言いながら食べてもらいたい」
静岡県焼津市の研究所では、ドウマンガニの安定生産に向けた取り組みが行われていました。
静岡県水産・海洋技術研究所
清水一輝主任研究員
「ドウマンガニは非常に獰猛(どうもう)で、集団で飼ってしまうと共食いをしてしまうので、一匹一匹別々の箱で飼っている」
清水一輝主任研究員
「ドウマンガニは非常に獰猛(どうもう)で、集団で飼ってしまうと共食いをしてしまうので、一匹一匹別々の箱で飼っている」
現在は、稚ガニから親ガニまで300匹以上を飼育していて、8年前から始めた研究に去年、大きな進展がありました。
「ドウマンガニの交尾している動画。国内で初めてだと思う」
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完全養殖に成功は国内初
メスの脱皮の際に交尾が行われることは分かっていましたが、新たに脱皮の周期が明らかに。
これまでは養殖のために、卵を持つ天然の親ガニを捕まえる必要がありましたが、交尾のタイミングが分かり、孵化(ふか)、育成というサイクルができたことで稚ガニを安定して確保できるようになりました。
「コツコツと飼育試験によって分かってきて、ある程度、高い生産率で今は飼えるようになった」
ドウマンガニの完全養殖に成功したのは国内で初めて。これまでに10ペアが交尾に成功していて、今年度は20ペアの成功を目指しています。
「県内で民間企業も興味を持ってくれているので、養殖の事業化を推し進めて、最終的には静岡県の新たな産業として成り立っていけば」
(2026年9月15日放送分より)
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