中道改革連合の党解体に伴い、立憲出身議員が結成する新党の名称を「民主改革の会」とする方針が固まった。民主党、民進党、立憲民主党、中道と看板を変え続けてきた流れの中で、再び「民主」の名前を掲げることになる。『ABEMA Prime』では、この新党結成と旧中道の分裂・解体をめぐる動きについて考えた。
【映像】「悪名が無名に勝るとは限らない」の瞬間(実際の様子)
■「悪名が無名に勝るとは限らない」
元衆院議員で立憲民主党に所属していた山尾志桜里氏は、党名について「まず言いたいのは、名前じゃないよ、中身だよということだ。民主党から民進党、立憲民主党、そして中道と、看板を変えて脱皮しようとしたけど脱皮できなかったのは、要するに芯がないということだ」と指摘する。
民主党という名前のネームバリューについては、「悪名が無名に勝るとは限らない。民主党を知っている人はマイナスイメージで知っている人が多いし、知らない人にとってはネームバリューがない名前だ」と語る。
■「別れた方が選挙上は損」自民側から見た解体
自民党の小林史明氏は、「自民党も最初、公明党と連立を組んだときはギクシャクしていた。だが、長くいろんな政策のすり合わせをやる中で、お互いの譲れないものと譲り合えるものが定まって、一緒に政権与党をやれた。もう少し長くやっていればいろんなものは見えてきたのに、と思う。我々からすると、別れた方が選挙上は損で、一緒になっている方が強かった」と述べ、「もったいなかったんじゃないか」と振り返った。
■「中身が薄まって空洞化してきた」
山尾氏は、野党の塊について「塊って、芯があってこその広がりだと思う。この12年は、共産党と組むために安全保障やエネルギーを決めずに余地を残しておく、公明党とも組むために右にも振らないでおく、と、誰とでも組めるようにするために政策を選挙のたびに薄めてきた。有権者から見て、立憲や中道って左なんでしたっけ、右なんでしたっけ、どこを向いている政党なんでしたっけという形で、中身が空洞化してきた」と語る。
そのうえで、政党交付金23億3800万円について、「選挙直前で合流を決めたのでありえない。すり合わせの議論がないまま合流して、1回負けたぐらいで解体するのはなくないか」と疑問を呈した。
作家の古市憲寿氏は「短期的には23億や17億が欲しいのだろうが、選挙は長期戦だ。ずるい人たちなんだ、というイメージがついてしまったことは、長期的に見たらマイナスになるのではないか」と話した。
コラムニストの小原ブラス氏は、「改革を10年20年やり続けていくのか、何を改革するのか。中道改革は公明と一緒になって票集めをしただけで、次に発表するときに何を改革するのかをちゃんと知りたい。改革というなら、過去の何が間違っていたのかをちゃんと言わなければいけない」と述べた。
(『ABEMA Prime』より)