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埼玉県の少年刑務所で、サッカーを通じて更生を後押しする取り組みが行われています。グラウンドの上で感情のコントロールを学ぶことで、社会へ踏み出す力を育てます。
重い罪を犯した人物も参加
埼玉県川越市にある川越少年刑務所。およそ850人が収容されるこの場所で、東アジア初の試みが行われています。
サッカーボールを追うのは18歳から23歳までの男性受刑者24人です。
今年6月から始まった「ツイニングプロジェクト」。国際サッカー連盟(FIFA)が推進し、サッカーJ1リーグの浦和レッズや、日本サッカー協会(JFA)などが連携して実施している更生支援プロジェクトです。
全12回のプログラムに参加している24人の中には、殺人などの生命犯や、特殊詐欺の指示役など重い罪を犯した人物も含まれています。
指導するのは元日本代表・酒井友之さん。チームプレーが必要なサッカーを通じて、「感情のコントロール」の重要性を教えています。
「『一生懸命やること』『楽しむこと』『思いやりをもつこと』『色々なことを考える』という4つの心を伝えています」
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大きな葛藤も…
サッカーを通じて、自らの過去や人間関係と向き合い始めました。
受刑者(23)
「日常生活で顔を合わせた時に、相手を思いやる行動がちょっと増えたのかなと思います。どんなことにでも挑戦して、一生懸命諦めないで頑張っていきたいと思います」
「日常生活で顔を合わせた時に、相手を思いやる行動がちょっと増えたのかなと思います。どんなことにでも挑戦して、一生懸命諦めないで頑張っていきたいと思います」
受刑者(22)
「(これまでは)他者を信頼するような経験をしたことがないので、今回のサッカーとかもチームをどれだけ信用できるかだと思っていたので、そういう面では、結構学べたと思う」
「(これまでは)他者を信頼するような経験をしたことがないので、今回のサッカーとかもチームをどれだけ信用できるかだと思っていたので、そういう面では、結構学べたと思う」
受刑者(22)
「スポーツで学ぶ協調性と、刑務所で学ぶ協調性は違う部分があるなと感じました。まずは自己理解を深めて、自分の悪かったところを改善して、社会復帰できればいいなと思っています」
「スポーツで学ぶ協調性と、刑務所で学ぶ協調性は違う部分があるなと感じました。まずは自己理解を深めて、自分の悪かったところを改善して、社会復帰できればいいなと思っています」
指導にあたってきた酒井さんは、大きな葛藤を抱えながらも彼らの未来に願いを込めます。
「被害者の方がいるというところを考えると、ここで皆を笑顔にさせていいのかなという葛藤もあったのですけど、一人でも自分が伝えたこととか、(刑務所を)出た後に一つ二つでもいいから思い返して、犯罪に手を染める前にちょっとしたところで思い出してくれればという思いでやっている」
(2026年10月2日放送分より)
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