3日は、和歌山県のアドベンチャーワールドで人気の動物ロボットを作る職員を取材しました。本物がいる中であえてロボット化に挑む、その思いとは。
新規ファン獲得に奮闘
120種類もの動物を見ることができる和歌山県白浜町の人気テーマパーク「アドベンチャーワールド」。
アドベンチャーワールドといえば、去年6月、長年愛されてきたパンダ4頭すべてが中国に返還され、多くのファンが別れを惜しみました。
“絶対的アイドル”のパンダがいなくなったアドベンチャーワールドですが、SNSで園内に様々な動物がいることをアピールするなど、新規ファンの獲得に奮闘しています。
本物と共存 動物ロボット
そんなアドベンチャーワールドで今人気なのが、ペンギンを間近で見られるプールです。
気持ちよさそうに泳ぐペンギンたち。ただその中には、1羽だけ変わったペンギンがいます。
岡田育磨さん(34)
「実はこれロボットなんです。 イチから手作りしたペンギンのロボットです」
本物のペンギンに交じって泳いでいるのは、なんとロボット!?
なんといっても注目は、そのリアルな動き。翼を巧みに動かし前進するだけでなく、後ろ足と首の角度を変えることで水中で方向転換することもできます。
泳ぎ方を比べてみると、本物そっくり。顔まわりの細やかな動きも見事に再現されています。
「これロボット?本当に?」
「これロボットのペンギン?おもちゃ?」
この「ペンギンロボット」を作ったのは、岡田育磨さん。普段はショーの音響などを担当しています。大学時代に勉強した、ロボット作りの技術を生かし製作しました。
でも、本物のペンギンがいるのに、なぜロボットを作ったのでしょうか?
無限の可能性
さらに岡田さん、その思いに共感したスタッフたちと共に、これまでクマノミやジンベエザメなど十数種類もの動物ロボットを作ってきました。
中でも、去年大きな話題を呼んだのが、地元・和歌山県で化石が見つかった古代生物「ワカヤマソウリュウ」のロボットです。
「この生き物がどういう生き物だったのかというのを、いろんな情報を(発掘した人に)教えていただいて作ったのがワカヤマソウリュウ」
ロボットを使えば太古に絶滅した生物にも触れ合うことができる。
「これが(ロボットの)中身です」
岡田さんが動物ロボットに見据えるのは、これまでにない“学び”と“気付き”を与えてくれる無限の可能性です。
(「ワイド!スクランブル サタデー」2026年10月3日放送分より)








