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2026年11月5日 19:18

急増する「独身偽装」 医師の男性を女性が提訴

急増する「独身偽装」 医師の男性を女性が提訴
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 独身と偽って交際する「独身偽装」を巡り、都内の30代の女性が医師の男性を提訴しました。妊娠が分かった後に、「実は結婚している」と告げられたといいます。

独身偽装か「実は結婚してる」

都内在住
30代女性

「まず妊娠が分かって、2人で会ってどうするか決めようと。直接本人に会って『どうするか』って言った時、『結婚できない』って言われています。『何で結婚できないの?』と聞いたら『実は結婚しているんだよね』と言われ、発覚しました」

 新たな希望を迎えようとしていた矢先、女性の人生は暗転しました。

「人生で味わったことのない感情。ひざから本当に崩れ落ちました。そんなことをしたこと、なったことないですけど。悲しいより衝撃が強すぎて、5分くらいしゃべらなかったです」
「(Q.その時男性は?)いや、もう謝罪…その時は謝罪ですね。『ごめん申し訳ない』『本当に申し訳ない』としか。その時、私もパニックになっていて過呼吸にもなっていたので、あまり覚えて…記憶があいまいなんですけど、多分謝っていたと思います、ずっと」

 9月、都内に住む30代の女性が、交際していた男性医師を提訴しました。

結婚を前提に交際を始めるも…
結婚を前提に交際を始めるも…

 2人は結婚を前提に交際を始めるも、妊娠後に男性が結婚していたことが発覚、いわゆる、「独身偽装」による貞操権の侵害を訴えています。

「事前に既婚者とは絶対に男女関係にもならないし、付き合わないから、もしそうならきちんと言ってほしいと何回も伝えたうえで『違う』と言っていたので、お付き合いに至りました。毎日LINEもするし、テレビ電話もするし、クリスマスとか年末年始もずっと一緒にいたので、そこからは全く疑わなかった」

 女性が男性医師と交際を始めたのは、3年前の5月ごろ。その5カ月後、妊娠が判明し、同時に男性が既婚者であることも明らかとなります。

LINEのやり取り
LINEのやり取り

 「独身偽装」発覚後の2人のLINEのやり取りです。女性の訴えに対し、男性は短い返事と絵文字を返しています。

 ショックを受けた女性はうつ状態と診断され、その後、身ごもった子を流産。訴状には、医師である男性が勧めていた抗不安剤を服用していたことが言及されています。

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男性が復縁を懇願も…

 裏切られた女性は慰謝料を請求し、示談を進めますが、その締結直前、あろうことか男性が復縁を懇願したといいます。

「やっぱり別れたくないと彼が言い始めて。結婚してほしい、妻と離婚するから、結婚して子どもをちゃんと産んでほしいと言われた。何度も何度も言われて、しまいには向こうの家を出て、家に来てすべてを捨ててきたから、責任を取ってほしいと言われた。家事、育児の分担、マンションの購入、結婚式、結婚指輪、家族カードを渡すとか。かなり私はその時に彼の覚悟を感じたので、私もきちんと向き合おうと思って、その言葉を信じて、この決断に至った」

 おととし1月、男性は「妻と離婚が決まった」と虚偽の報告をして、再び同居が始まったといいます。そして2月、2度目の妊娠となりました。マタニティフォトには幸せそうな2人が写っています。しかし…。

「子どもを絶対もうおろせない状況になってから、彼の態度がおかしくなった。『なんでこうなっちゃったの』って伝えると、『うるさいから黙って』って、精神安定剤を口の中に入れてきたりとか。何も私の意見を聞いてくれなくなった」
音信不通に
音信不通に

 その後、男性は本妻のもとに戻り、養育費の支払いや面会を拒否し音信不通になったといいます。

取材に対し男性は
取材に対し男性は

 取材に対し、「弁護士から答えないように言われています」とコメントしています。

「同じぐらいの苦しみや痛みを2倍3倍に味わっていただきたい。私は絶対に死ぬまで許さない」
独身偽装の被害
独身偽装の被害

 一方、「独身偽装被害者の会」の実態調査によると、相談件数は2年前の10倍ほどに急増、マッチングアプリだけでなく、職場を通してやリアルな出会いでの被害が半数以上を占めているということです。

(2026年11月5日放送分より)

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