ひねりの白井 ここ一番の新技「自分でもびっくり」[2016/08/16 11:45]

 リオデジャネイロ・オリンピック、体操男子種目別の跳馬で白井健三(19)が団体金に続く2個目のメダルを獲得しました。

 種目別のゆかでメダルを逃した白井の種目別の跳馬、絶対に挑戦すると決めていた世界初の新技に挑みました。
 白井健三:「あんまり覚えていないくらい自分でもびっくりして、(着地範囲の)ラインに入ったのがきょうが初めて」
 白井は伸身ユルチェンコ3回半ひねりを決めてメダルに近付きます。この技は金メダルを取った団体戦で見せた「シライ/キム・ヒフン」にさらに半回ひねりを加えた大技です。国際体操連盟が成功と認めれば、自分の名前がまた、技の名前になります。白井、2本目の演技では着地も奇麗に決めて銅メダルを獲得です。白井は今大会、2つのメダルを取り、その目は早くも東京オリンピックを見据えていました。
 白井健三:「攻めることが大事なんだなということをこのオリンピックを通しても学べたので、自分の将来がすごく楽しみですし、まだまだ伸び代があることは自覚しているので、(内村)航平さんの後継者になれるようこれからも頑張っていきたいなと思います」
 母校、日本体育大学の後輩:「同じ学校の先輩がメダルを取ってすごくうれしい」「東京五輪では、跳馬でもゆかでも団体でも金メダルを取ってもらいたい」

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