侍ジャパン稲葉監督 立浪氏と中日・京田を熱血指導[2021/02/04 20:22]

野球日本代表・侍ジャパンの稲葉篤紀監督(48)が4日、沖縄・北谷町の中日キャンプを視察しました。

この日は主に高橋周平選手や京田陽太選手の打撃練習を視察。
昨季沢村賞の大野雄大投手らともコミュニケーションを取っていました。

グラウンドを後にしかけた稲葉監督を呼び止める声。
声の主はこのキャンプ中、臨時コーチに就任している中日OBの立浪和義氏でした。
「(立浪コーチの)京田に懸ける気持ちが大きくて、ぜひ京田を見てやってくれと」
遊撃手として侍ジャパン候補にも挙げられる京田陽太選手を、立浪臨時コーチは身振り手振りの熱血指導。
京田選手はこのキャンプから打撃改造中。昨季終盤はバットを寝かせて構えていましたが、バットを立てた構えに挑戦しています。
そんな立浪コーチと京田選手のマンツーマン指導中、時には稲葉監督に助言を求める場面も。
稲葉監督も「構えは下半身から決まってくる」などと京田選手と会話をしていました。

日の丸の指揮官は京田選手に対して
「APBC(2017年アジアプロ野球チャンピオンシップ)を共に戦った仲間。立浪さんの話を聞いて成長してくれればいいなと思いますし、これからも見ていきたい」
と期待を寄せました。
侍ジャパン候補の遊撃手は巨人・坂本勇人選手や西武・源田壮亮選手などが揃う激戦区。
鉄壁の守備力を誇る中日の背番号1も、五輪代表入りへ打撃改造でアピールします。

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