侍稲葉監督 ヤクルト奥川に熱視線「将来楽しみ」[2021/02/05 20:30]

野球日本代表・侍ジャパンの稲葉篤紀監督(48)が5日、沖縄・浦添のヤクルトキャンプを視察しました。
この日は2019年世界野球プレミア12を共に戦った山田哲人選手(28)やヤクルトの若き4番村上宗隆選手(21)、そして石山泰稚投手(32)や清水昇投手(24)といった侍ジャパン候補に目を向けていました。

その中で、最後に目を留めたのは背番号11を着けた投手。19年ドラフト1位で入団した、2年目右腕の奥川恭伸(19)です。
昨季一軍公式戦ではわずか1試合の登板に留まりましたが、今キャンプでは一軍メンバーに選ばれています。
奥川投手の投球を実際に目にするのは初めてだという稲葉監督。最速154キロ右腕の投球に目を凝らしていました。

指揮官は「もちろん成長段階ではありますけども、やはり強いストレート、いいボール投げていますし、非常に将来楽しみだと思いますね」と笑顔。
スワローズ未来のエース、そして次代の侍ジャパン候補への期待を寄せています。

対する奥川は「まだそこ(侍ジャパン)まで全然考えていないし、そんな余裕はない。シーズンの中で結果を出すこと、そこしか考えていないです」と冷静に自己分析。
昨季は故障も経験し、投げられない日々が続いた奥川。自分を見つめながら、一歩一歩前に進みます。

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