稲葉監督 ロッテ安田に「打撃変わりつつある」期待[2021/02/06 23:04]

野球日本代表・侍ジャパンの稲葉篤紀監督(48)が6日、石垣島のロッテキャンプを視察しました。
ブルペン視察中には法政大学出身の後輩、ドラフト1位ルーキーの鈴木昭汰投手と挨拶を交わす場面も。
井口資仁監督(46)、そして2度の五輪出場経験がある松中信彦臨時コーチ(47)とは白熱した野球談義に花を咲かせていました。

その松中臨時コーチがキャンプ中、連日熱心に指導しているのが安田尚憲選手(21)。
昨季はシーズン途中から4番を任されましたが、打率.221、6本塁打に留まりシーズン最終盤には打順を下げられました。
今キャンプは松中臨時コーチと二人三脚で猛練習。安田選手自身も「昨季の成績ではダメ」と、今季に懸ける思いは人一倍です。

さらに、安田選手は稲葉監督とも縁があります。2018年のU23W杯では、監督と選手という立場で同じユニフォームを着ていました。
その大会ではMVPを獲得した安田選手。
「U23で一緒のユニホーム着たので、フル代表を目標に」と、侍ジャパンへの思いも秘めています。

その安田選手の打撃練習を見守った稲葉監督は
「去年試合にあれだけ出て悔しい思いをしたという話をしていた。松中さんが来て新しい刺激を感じて、バッティング変わりつつあると感じた」
と、今季の覚醒を期待。
安田選手は「まずは開幕スタメン目指して、オリンピックも狙えるようにと言われた。まずはそこを頑張りたい」と鼻息を荒くしました。

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