侍稲葉監督 DeNA三嶋に注目「抑え候補として」[2021/02/07 20:59]

野球日本代表・侍ジャパンの稲葉篤紀監督(48)が7日、宜野湾市のDeNAキャンプを視察しました。
今季から監督に就任した三浦大輔監督(47)とは現在リハビリ中の今永昇太投手(27)、昨季不調で二軍でのキャンプスタートとなった山崎康晃投手(28)らの近況などを意見交換。
ブルペンでは先発、中継ぎもこなす石田健大投手(27)や、サイドスロー右腕の平良拳太郎投手(25)らの投球練習に目を向けていました。

取材中、稲葉監督が1人の選手の名を自ら発しました。
「三嶋投手も出してもらっていいですか。(法大出身の)後輩ではあるんですが、後半から後ろ(抑え)をやって」。
昨季途中から抑えとして18セーブを挙げた三嶋一輝投手(30)。
稲葉監督は同じ法政大学出身のプロ9年目を「抑え候補」の1人として挙げました。
「抑えになってより一層、最後抑えるんだってものが出てきましたし。そういうところも抑えの候補としては見ていきたいと思います」。

昨季、不調の山崎投手に代わり抑えを務めた三嶋投手。侍ジャパンには2013年の強化試合から遠ざかっていますが、
東京五輪の守護神候補として稲葉監督は期待を寄せています。

一方で、稲葉監督就任以来、全ての大会で抑えを務めていた同じチームの山崎投手についても言及。
「非常に心配です。でも彼は前向きに一生懸命やるタイプなので。必ず戻ってきてくれると信じています」とエールを送りました。

「抑えというのは誰でもできるところではない」と指揮官。
三嶋と山崎、熾烈なハマの守護神争いは、そのまま日の丸の守護神争いに直結するかもしれません。

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