侍稲葉監督 “4番構想”広島鈴木誠に 伝える[2021/02/07 20:59]

野球日本代表・侍ジャパンの稲葉篤紀監督(48)が7日、沖縄市の広島キャンプを視察しました。

共に2019年世界野球プレミア12を戦った菊池涼介選手(30)、鈴木誠也選手(26)、會澤翼選手(32)らと挨拶を交わした指揮官は、
鈴木誠選手に対してある言葉を伝えていました。
「もちろん誠也は4番候補という私の中での構想があった。そういうことも今日、本人には伝えさせていただきました」。
19年プレミア12では全試合で4番を任され、3本塁打を放ちMVPに輝いた26歳。当然、東京五輪でも軸に据える心づもりです。

プレミア12で大車輪の活躍をした鈴木誠選手ですが、実は初戦では2打席連続三振。
しかし、稲葉監督はその時の印象が強く残っています。
「最初の2打席三振したときに、大きな声を出して悔しがっていたのを見て、やっぱりなにか、熱いものを持っているのだなと」。
野球への、そして日の丸への熱い思いを持つ鈴木選手。気持ちの面でも指揮官は期待しています。

「もちろんシーズンが一番大事ですので、まずしっかりと調整をして良いシーズンを送ってもらいたい」とエールを送った稲葉監督。
侍の絶対的4番になりつつある男への、信頼は揺るぎません。

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