2年ぶり球宴!原監督「ファンが見たいプレーを」[2021/05/28 17:04]

プロ野球・マイナビオールスターゲーム2021の要項発表記者会見が28日、オンラインで開催されました。
第1戦は7月16日にメットライフドーム、第2戦は楽天生命パーク宮城で行われます。
テレビ中継は両日、テレビ朝日系列で放送予定です。

昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で史上初の中止となり、2年ぶりの開催。
70回目の節目となる球宴、今年は東日本大震災から10年ということもあり、第2戦は仙台が舞台です。
斉藤コミッショナーは「震災から10年という節目の年に再び仙台で試合ができるのは感慨深い。コロナ禍で来場できる方は限られますが、テレビやネットを通じて大いに楽しんでいただきたい」と語りました。

会見には両リーグの監督を務めるソフトバンク・工藤公康監督と巨人・原辰徳監督によるトークショーも実施され、ともに両リーグの注目選手を挙げました。
工藤監督は台頭する若手投手のオリックス・宮城大弥投手(19)と楽天・早川隆久投手(22)について「同じ左投手として、素晴らしいピッチャーが出てきて嬉しいなと思っています」と笑顔を見せ、
「オールスターといえばホームラン。ロッテのマーティン選手と巨人の岡本選手がどんなホームランを打ってくれるか楽しみ」と期待を寄せました。

一方原監督は、阪神の大型ルーキー・佐藤輝明選手(22)について「新人らしからぬといいますか。物おじしない、そして非常にパワフルな、野球界の長い歴史の中で非常に個性的な選手が出てきたなと思っています」と絶賛。
「パワー対決という部分において今年はセ・リーグもかなり、パ・リーグに負けないくらいのパワーヒッターが揃っている」と意気込みました。

「ファンあってのプロ野球。ファンが見たいと思うプレーを私と工藤監督とで実現できたら。ファンと選手が一つになってゲームを盛り上げたい」と締めた原監督。
オールスターファン投票は5月29日にスタート。結果は6月28日に発表され、監督選抜を含む全メンバーは7月5日に発表されます。

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