「人生が180度変わった」体操・新エース橋本大輝[2021/06/07 18:03]

東京五輪の体操男子団体の代表メンバーが6日、群馬県高崎市で開催された全日本種目別選手権で決定しました。

代表選考会1位、体操ニッポンのエースとして代表内定を決めたのは橋本大輝(順天堂大学・2年)
橋本選手は6歳の頃に兄の影響で体操を始めるも、最初は友達と遊びたい気持ちが強く体操をするのが嫌だったと言います。
しかし「お兄ちゃんに負けたくない、勝ちたい」という想いからどんどん体操が好きになっていきました。

当時通っていた佐原ジュニア体操クラブで「人の練習を見て、真似して学びなさい」と教えられ、強豪・市立船橋高校に進学すると才能が開花。
2019年には高校3年生で史上2人目の世界体操代表に選ばれ、完成度の高い演技で団体銅メダルに貢献。得意のあん馬と鉄棒でも種目別決勝に残る活躍を見せました。

今年の五輪代表選考会初戦となった全日本選手権では、2019年世界体操金メダリストの得点に迫る高得点で初優勝。
五輪2大会連続金メダルの内村航平も「期待しかない」と絶賛しました。
そして周囲の期待通り、先月の16日に行われたNHK杯でも優勝し東京五輪代表内定を決めました。

2016年のリオ五輪は中学3年生、ケガの影響もあり全国大会で最下位でした。
その時からすると「夢のまた夢」「高校に入ってからすごく環境が変わって、人生が180度変わったように感じている」と喜びを語った橋本選手。

「東京五輪では日本が絶対団体金メダルを獲って個人で僕が金メダルを獲って、最高・最強体操王国ニッポンって言われたい。」と意気込んでいます。

オリンピックの先に待つのは10月開催「世界体操・世界新体操」
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