「弟の想いも背負い東京で金メダル」体操・谷川航[2021/06/09 21:51]

東京五輪の体操男子団体の代表内定メンバーが6日、群馬県高崎市で開催された全日本種目別選手権で出揃いました。

東京五輪に出場する体操・団体メンバーはわずか4名。
5月のNHK杯で内定した橋本大輝・萱和磨に続き、その1枠を勝ち取ったのは谷川航(セントラルスポーツ)

得意種目は跳馬と平行棒。
跳馬の最高難度価値点を誇る「リ・セグァン2」を武器に、代表選考会では安定したパフォーマンスをみせました。

体操を始めたのは小学1年生の頃。
オリンピックは体操を始めたころからの夢で、小学校の卒業式では「僕の夢はオリンピックで金メダルをとることです」と宣言していました。

そんな彼には2歳下に同じく体操選手の弟がいます。ライバルであり、良き理解者である谷川翔です。
弟・翔は2018年の全日本選手権を史上最年少で制し、一躍脚光を浴びると、
翌年のNHK杯では兄弟でワンツーフィニッシュ。二人揃って世界体操代表に選ばれました。

二人での東京五輪出場を目指していた谷川兄弟。
しかし翔がケガの影響もあり結果を残せず落選。
兄弟そろっての代表入りとはならなかったものの、「お兄ちゃんには僕の分まで金メダルを取ってほしい」と想いを託します。

東京五輪では団体・個人総合・種目別での金メダルを目標にしている航。
弟の想いも背負い、金メダルを狙います!


オリンピックの先に待っているのは10月開催「世界体操・世界新体操」
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