球宴へ“寿司職人”と“鬼強肩”の元メジャーコンビ[2021/07/12 17:00]

【担当記者が選ぶオールスターイチオシ選手〜ロッテ編〜】

2年ぶりに開催される「マイナビオールスターゲーム2021」(7月16日(金)第1戦・17日(土)第2戦)。
今年ロッテからは、ファン投票で指名打者部門1位でレアード選手、外野手部門3位でマーティン選手の元メジャーリーガーコンビが選出されました。

「ファン投票での選出というのはファンの気持ちも伝わってくるものなので、その思いも込めて頑張りたい。」と意気込むレアード選手。メジャー時代は松井秀喜氏も過去に所属していたヤンキースなどでプレーしていました。2015年に来日にし、日本ハム時代の2016年には本塁打王を獲得。ロッテ入団3年目の今季もリーグ3位タイとなる18本塁打(7月12日現在)を記録しています。
ファンを魅了させるのは、豪快なスイングからの一発の他にも、本塁打後の“寿司パフォ―マンス”があります。ベンチ前に戻ってくると、魚を釣り上げ、ナイフでさばいて、自ら寿司を握り、最後はお寿司をチームメイトに食べさせるパフォーマンスはロッテファンの楽しみのひとつ。オールスターでは、まだ本塁打を放ったことがないレアード選手ですが、4度目の出場となる今年こそアーチを描き、パ・リーグのどの選手にお寿司を食べさせるのかも注目です。

マーティン選手はメジャー時代の8年間で770試合に出場。打率.244、58本塁打、228打点を記録するアベレージヒッターでしたが、2019年にロッテ入団以降はプレースタイルが変化。日本ではパワーが求められると考え、体重はメジャー時代から比べると約12kgも増加。現在リーグ2位となる20本塁打(11日時点)を放ちチームをけん引しています。
魅力はこの長打力だけはなく、守備でも球場を沸かせます。ライトからのバックホームで何度も失点を阻止してきたマーティン選手。7月9日の日本ハム戦でも、右前安打を捕球すると素早くランニングスローで送球し、3塁を狙ったランナーをアウトにするなど、今季、外野手では12球団最多タイの8個の補殺を記録(7月12日現在)。この強肩っぷりには毎度球場から驚きの声が上がります。オールスターの舞台でも正確無比のレーザービームが出るか期待がかかります。
そして、マーティン選手は日米通じて、今回が初めてのオールスター。「オールスターに出場できることにとても興奮しています。メジャーリーグでも出場したことはありませんし、日本で初めての経験となるので本当に嬉しく思います。楽しんでプレーしたいと思います。」と意気込みました。

ロッテが誇る“元メジャーリーガーコンビ”レアード選手とマーティン選手。
見るものを興奮させるメジャー級のパフォーマンスに注目です。

【マイナビオールスターゲーム2021】
7月16日(金)よる6時〜 第1戦@メットライフドーム
7月17日(土)よる6時〜 第2戦@楽天生命パーク宮城
テレビ朝日系列地上波にて生中継(※一部地域を除く)
両日ごご4時55分〜よる6時 BS朝日にてホームランダービー生中継

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