【千葉ロッテ#7】山口航輝〜いつかロッテの顔に〜昨シーズン一軍デビューの21歳[2022/03/24 12:00]

今年の石垣島キャンプ。全体練習が終わった後、誰もいないグラウンドで黙々と打ち込んでいる選手がひとり、、、

千葉ロッテマリーンズ・山口航輝選手(21)。

昨シーズン1軍デビューを果たし9本のホームランを放つなど、将来の大砲として期待される若手選手です。

山口:9本塁打打てたっていうのは、少しは自信になったかなと思うんですけど、やっぱり、打率(打率.207)を見てもそうですし、やっぱりここ一番でのバッティングでは足りないところもたくさんあったので、そういった意味でたくさんの経験できた1年間だったので結果はともあれいい1年間だったかなと思います。

本職は外野手の山口選手ですが、オープン戦ではファーストでの出場が多く、
このファーストでスタメンを勝ち取るには、同じファーストで昨季ホームランを量産したレアードと争うことになります。

山口:レアードに勝っているところは、一つもないと思いますけど、一つでも勝たないとレアードからファーストは取れないので、1年間通してしっかり出れる怪我無くやれたら、いいなと思いますし、そういった意味で総合的に1年間通して何かしらでもいいので勝てるように頑張りたい。

レギュラー獲得を目指す山口選手には、もうひとつ思い寄せているものがありました。
それは、ロッテのレジェンド・福浦和也氏がつけていた“背番号9”。
福浦氏は2度ロッテの日本一に貢献。2018年は2000本安打を達成するなどその背番号9は紛れもないロッテの象徴でした。

Q山口選手にとって福浦さんはどんな存在ですか?
山口:すごいの一言。野球ですごいのはみんな分かっていると思うけど、やっぱり人として尊敬できるような人だと思っています。

山口:51番という番号はいい番号だと思いますし、自分でも気に入っている番号ではありますけど、やっぱり9番って番号は誰しもがもらえる番号ではないとおもう。何年も続けてロッテの顔にならないと付けられるような番号ではないし、それほどすごい番号だと思うので、そこを目指してやっていきたいなと言う思いがあります。

いつかロッテの顔と呼ばれるその日を目指して、山口選手は更なる高みを目指しています。

山口:今年は大きくしてホームランを30本打てるように、、“背番号9”は1年だけ結果を出しただけではもらえるような番号じゃないので、そこは2〜3年そういった本数を打てるように頑張っていかないと9番は付けられないと思うので、そこ目指して頑張っていきたいと思います。

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