日本 W杯前“最後の試合”カナダに逆転負け…森保監督が新たな試み「良い準備できた」[2022/11/18 10:13]

目前に迫ったカタール・ワールドカップ(W杯)。本大会前、日本の最後の試合となるカナダ戦が行われました。

■W杯前最後の国際試合 カナダ相手に敗戦 それでも…

前半、この試合ではスタメンでキャプテンマークも巻いた柴崎岳が中盤からパスを出すと、相馬勇紀が受けて、そのままシュート!定位置の左サイドではなく、右サイドに入った相馬がゴールを決め、日本が先制します。

「岳さんは精度の高いパスを出せるので、そこは狙ってましたし、試合前から話していました」と相馬が話すように、柴崎の見事なパスからゴール奪い、勢いに乗ります。

その後は、相馬とは逆に、いつもと違う左サイドに入った久保建英がシュートを放つなど、カナダゴールに迫りますが、なかなか追加点を奪えず…。

逆にカナダに追い付かれてしまい、前半を1−1で折り返します。

後半には、上田綺世や堂安律、鎌田大地などを投入し、さらに攻撃的なサッカーを目論みますが、なかなか得点を奪えず…。

すると、試合終了間際に、山根視来がPKを与えてしまいます。

ここを決められてしまい逆転負け…。W杯前最後の試合を勝利で飾ることはできませんでした。

■鎌田がボランチ 相馬が右で久保が左 後半最後に3バックも

森保一監督は前日、試せるものは試したいと話していました。

スタメンでは、普段右サイドやトップ下を任されることが多い久保を左サイドで起用。逆に左サイドが多い相馬を右サイドで起用するなど、新たな挑戦を試みていました。

試合後に、森保監督が「状況によってシステムを変えるという部分では、W杯本番を考えた時には良い準備ができた」と話すように、後半からは鎌田をボランチで起用したり、3バックを試したりと様々な形を披露しました。

鎌田自身が「攻撃的にゴールに絡んでいけるところが自分の武器」と試合後に話したように、鎌田投入後前を向いて前線ラインがゴールに絡んでいく場面が増えるなど、色々な森保JAPANを見せていました。

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