「僕の復帰を待っていてくれるメンバーがいたので、すごく心強かった」守田[2022/11/23 20:05]

日本の初戦となるドイツ戦を前に、守田英正選手がその思いを語りました。


Q:コンディション
守田:少しチームに合流するのが遅れたんですけど、僕のフィーリング的にはすごくいい状態に仕上がってきてますし、試合に対していい準備ができていると思います。

Q:昨日から練習に復帰したが、何%くらいまで万全の状態に戻っているか
守田:心肺機能的な部分があるのでまだ何とも言えないんですけど、体の状態で言うと100%の状態で昨日は練習に取り組めたので、そこは問題ないかなと思っています。

Q:ドイツ戦に向けて
守田:僕は初戦のドイツでの復帰に向けてやってきたつもりですし、チームはもちろん、僕の初戦がすごく大事っていうのを分かった上で今までトレーニングしてきているので、いい準備はすごくてきていると思いますし、僕は僕で初戦のためにやってきたので、監督がどういう采配で試合に臨むかはわからないですけど、もちろん試合に出る可能性もあると思いますし、出たらしっかり活躍したいなとは思っています。

Q:今の日本代表のコミュニケーション面での雰囲気は
守田:歴代の代表のことは分からないですけど、僕の感覚では、すごくベテランの方たちと若手のメンバーとの意見交換はすごく多いですし、監督もすごく、スタッフも含めて意見交換出し合うようなチームなので、そういうのはやりやすい環境ではあるのかなと思っています。

Q:若手からベテランに意見を言うこともあるのか
守田:もちろんそれは、はい。ヨーロッパでプレイしている選手も多いですし、若い選手も自立して、個人的な思いだったりやってきたことの自信があるので、そこは年齢は関係ないかなと思っています。

Q:休養中のメンタルコントロールについて
守田:やっぱりもちろん不安はありましたし、ただ僕の復帰を待っていてくれるメンバーがいたので、すごく心強かったです。僕はある意味自分に集中していて、復帰することだけを考えていたので。自分と葛藤していたという感じですね。

Q:別メニュー調整の際も自分自身にベクトルを向けていたということか
守田:基本的に自分に集中していましたね。戦術の練習があったりとか、そういうのは外から見て、ミーティングでも事前に話したりするんで、そういうのは頭の中に入れながらという感じでやっていました。

Q:W杯前に移籍を決めたことは大きな決断だったと思うが、その決断は自分にとってもプラスだったという感触はあるか
守田:所属するクラブでチャンピオンズリーグがあったりとか大きな舞台があったので、W杯の試合に少しでも通ずるものがあると思うので、そういう面で言うと、少しは移籍というものがW杯での自分につながっているものがあるんじゃないかと思っています。

Q:ヨーロッパリーグの最中にW杯がある特殊な日程だが、コンディション調整は難しいものがあるか
守田:けが人に関しては僕自身も今そうだったように、各国のスターの選手たちがけがをして(出場を)辞退する選手も少なくなかったと思いますし、この期間中にW杯があるということは、すごくヨーロッパ組にとっては難しかったんじゃないかなと思います。

Q:どんなW杯にしたいか
守田:ベスト8に向かってチームが向かっていると思いますし、本当に今まで(ベスト)16の壁を超えるという目標を掲げてやってきたんですけど、なかなか難しくて。でも、そういう目標に今回もチャレンジできることにすごく喜びを感じていますし、本当に国民全員でW杯というものを盛り上げてベスト8の舞台に行くことが出来れば本当に最高だなと思っています。

Q:日本サッカー界にとってW杯はどんな存在になるか
守田:……今言ったようなことですけど、やっぱり新しい歴史を作りたいですし、それが日本サッカーを盛り上げるひとつの要因になると思うので。それが僕たちであればいいと思いますし、いろんな見方があると思いますけど、選手として結果を残すだけだなと思います。

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