「次も勝って、その次も勝って、もう4日に一度サッカーフィーバーに」権田修一[2022/11/27 12:55]

FIFAワールドカップカタール2022。サッカー日本代表の権田修一選手が、きょう27日に行われるグループリーグ第2戦のコスタリカ戦に向けて、26日の練習後に意気込みを語りました。

Q:コスタリカ戦を控えてどんな気持ちか
権田:1戦目と同じように、コスタリカに勝たなければ、僕らは予選突破の可能性というのは一気に下がってしまうので、勝ち点3を取って予選突破につなげたいなという思いが強いです。

Q:ドイツ戦で金星を挙げてチームの雰囲気は
権田:チームは落ち着いているのかなと思います。やっぱりキャプテンの吉田選手もずっと言ってますけど、僕らはこれで何か成し遂げたわけじゃないですし、当然日本で報道がすごいされているっていうのは本当ありがたいですし、それは僕らのところにも伝わってるところはありますけど、ただ僕らはドイツに勝つためだけに来たわけじゃなくて、ベスト8以上、新しい景色を見るためにここに来てるので、そういう意味でもみんな、選手は落ち着いているかなと思いますし、次の試合に向けていい準備ができているかなと思います。

Q:コスタリカの印象は
権田:やっぱり本当に力のあるチームで、前々回の大会ですかね、今回僕らがドイツに勝ったようにイタリアに勝ったりとか、そういう本当に素晴らしい戦いをしている、もともと力のあるチームですし、その中でも今大会は、そのころからいる選手と若い選手がバランス良く配置されていて、日本の皆さんはコスタリカには勝てるって思っているかもしれないですけど、でも僕らからしたら本当にドイツと同じくらいしっかり準備して臨まないと、レベルの高い相手なのかなと思います。

Q:守備で注意すべき点は
権田:もしかしたら、ドイツ戦に比べたらボールを持てる時間が長くなる可能性はあると思うので、やっぱりそうなったときに、逆にうちがドイツ戦でやったように、ぼくらがボール持ってるってことは相手にはつけ入るスペースがディフェンスの背後、僕の前に出てきてしまうので、そこのところを使わせないような、攻から守への切り替えだったりとか、攻めている時のディフェンスの選手の守備の立ち位置のバランスだったりとかというのは、すごく大事になるのかなと思っています。

Q:ドイツ戦を終え日本中が湧いていることに対して
権田:本当にいろんな方からメッセージをもらったりとかして、ニュースの映像とかも少し、それこそNHKさんのテレビで見られたりするので、いろんな映像では見てますけど、でも僕らがこれを続けないと、勝ち続けないとサッカー熱というのはすぐ冷めてしまうので、僕らが熱をできる限り上げるためには、次も勝って、その次も勝って、もう4日に一度サッカーフィーバーになる、でその間の3日間はサッカーの前の試合のニュース、次の試合のニュースっていうふうにしてくれる状態にしないと、忘れられていってしまうので、それを12月18日まで、できるだけ長い間、まずは日本のサッカー熱を上げて、そのあとも余熱とは言わないですけど、できる限り長い間日本のサッカーが盛り上がる状況を作れるように、一戦一戦戦っていきたいと思います。

Q:どのようプレーを見せたいか
権田:僕らは常にチャレンジャーだと思うので、ドイツには勝ちましたけど、コスタリカに対しても、本当にボール際一つ、セカンドボール一つ、ちょっとした体を張るところだったりとか、すべてのところで僕らが本当に全力で必死に戦ってるプレーっていうのは見ている方にいろんなものを与えられると思うので、そういう姿を見てほしいですし、その結果勝ち点3を取る姿を見てほしいなと思います。

Q:相手のキーパーのナバス選手との対決は
権田:僕が同等に話すのはおこがましいぐらいの存在ですけど、でも今大会始まる前に、僕が組み合わせを見たときに、やっぱりゴールキーパーの違いで日本が負けたって言われるのは絶対嫌だったので、そういう意味では本当今回も、先日はノイアー選手も本当素晴らしいプレーでしたけど、今回も相手のゴールには世界最高のゴールキーパーがいますけど、そこにしっかり自分も、ゴールキーパー同士が戦うわけじゃないですけど、しっかり戦えるようにしていきたいなと思っています。

日本の第2戦、運命のコスタリカ戦はきょう27日(日)午後7時キックオフです。

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