「来年優勝してバナナボート!」村神様ハワイ旅行日記[2022/12/19 05:00]

2022年、「ユーキャン新語・流行語大賞」の年間対象を受賞した「村神様」ことヤクルトの村上宗隆ら、東京ヤクルトスワローズのメンバーが、きょうハワイへの優勝旅行から帰国する。

シーズン終了後、侍ジャパンや各種授賞式・テレビ出演など…大忙しの村神様にとって束の間の休日だった。

振り返れば初日、日本と19時間の時差、さらにフライトは7時間を要す中で「寝てないから(逆に)時差はない」「10分寝たら回復した」と疲れ知らずでハワイ入りした村上。
夜には旅行に招待された選手の家族が一同に会す祝賀会が行われ、アロハシャツにサングラス姿で登場した。
食事はビュッフェ形式だったため、席を立ち食事を取りにいくと肉をてんこ盛り!大量のステーキをほおばった。

そんな村上、ハワイでやり続けたことがある。毎日の食事のInstagramへの投稿だ。
「フォロワーを増やしたい」と、普段は見せないグルメ投稿で人気拡大を目指す「村神様」に、「かわいすぎる」の声が続出した。

食事とともにハワイ伝統のショーを楽しんだ村上は、壇上でフラダンスを壇上で習うコーナーが始まると、高津監督から「ムネ(村上)!」と直接指名を受け、ステージへ。
意気揚々と上がると、中央で率先して踊る姿に周りは大喜び。チームメイトに愛される22歳の一面だった。


続く2日目は球団主催のゴルフが行われた。ゴルフの技術は発展途上か…スコアは157で最下位。それでも「ゴルフが楽しかったのは初めて」と話すと、翌日のゴルフにも参加。
「今日は頑張りますよ!」と前向きで、序盤にPar3に11打を要す苦しい展開があったものの、後半ショットの精度は前日に比べて格段に上がり、本人も納得の表情でホールアウトした。
結果は2日連続の最下位だったが、「だんだん当たるようになってきている」と諦め知らずなところは野球と同じだった。


5日目には、村上とドラフト同期の塩見泰隆・宮本丈とともにパラセーリングへ。
パラセーリングとは、ハワイの観光客が多く行うマリンスポーツの一種であり、上空約100mを浮遊するアクティビティだ。
道中で、実はスリリングなものが苦手だと話し始めた村上。一時は「塁間の距離だったらいける」と塩見・宮本に勇気づけられ30mでの挑戦を決意するも…
乗船した途端に「俺こういうの本当に無理!」と断念。終始、船のスピードに恐怖を感じながらも、塩見・宮本のアクティビティを船の上から応援し、大いに楽しんでいた。
船を降りると、「来年、絶対優勝してハワイ来て、バナナボート。そこから始めさせてください。」と話した村上。既に気持ちは3連覇へと向かっているようだ。

来年3月には日本代表の4番として戦いが期待される、WBCが待っている。
ハワイでは野球のことは「考えていない」と話していたが、帰国後にトレーニングを再開する予定。バットを再び振るのは来年になりそうだ。
22歳にして日本球界の顔となり、多忙な年に終止符を打とうとしている「村神様」。この旅で充電した英気は、来年凄まじいパワーとして見せてくれるかもしれない。

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